今日の日経夕刊一面に、埼玉県が太陽光発電事業者向けに一般住宅の屋根を仲介する制度をつくると報じられている。県内市町村と協力して太陽光パネルを設置できる住宅を登録し、まとめて企業に貸し出す仕組み。住宅オーナーは屋根貸料を貰え、設置企業は電力販売収入を得る。このところここで太陽光発電のことばかり書いているが、固定価格買取制度についての疑問が再度出てきた。家庭用に設置される太陽光発電は、全量買取ではなく余剰分だけを買い取ることになっていて、これは新制度になっても変わらない。埼玉県が対象とするのは住宅だが、企業に屋根を貸せば家庭用ではなくなるのかしら。また、屋根を借りる企業から見ると、10キロワット以上のシステムであれば20年間同じ価格で買い取りになることから大きな規模のものを望むだろう。だが、住宅の屋根で10キロワットを設置できるところは極めて少ないはず。この場合、隣同士二軒分を合わせて10キロ