2019年1月、ビッグニュースが入ってきた。中国の宇宙機関、中国国家航天局(CNSA)の月面ランダー(着陸船)「嫦娥4号」と、ローバー(探査車)「玉兔2号」が人類史上初めて、月の「(地球から見た)裏側」への着陸を実現した。 中国は2018年にも月周回衛星「龍江2」を打ち上げて運用を続けており、計画的に月面探査を進めている。 この2019年12月には月面からのサンプルリターンを目的とした「嫦娥5号」ミッションを予定しているが、これが成功すれば43年ぶりに地球に月の物質がやって来ることになり、ビッグニュースになるはずだ。 インドもこれに続く形で2019年に月面ミッションを控える。ISRO(インド宇宙機関)は1月に計画をしていた月面探査機Chandrayaan-2の打ち上げを延期したが、早急なミッション再開を目指す。 他方で、世界初の「民間発」月面探査ミッションがすぐそこまで来ている。 “宇宙新
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