イスラエルのセキュリティーソフト大手サイバーアーク・ソフトウエアは21日、外部委託者のリモートアクセスを管理するツール「CyberArk Alero(サイバーアーク・アレロ)」の日本国内での提供を始めたと発表した。同社のID管理ツール「CorePAS(コアパス)」の拡張モジュールとして提供する。価格は個別見積もり。同社のウディ・モカディ会長兼最高経営責任者(CEO)は「外部委託者が関係するセキ
![サイバーアーク、外部委託者のシステム不正操作を抑止 - 日本経済新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/85e432ba52682ec55f9d1e7b7373b2617cb94a70/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Farticle-image-ix.nikkei.com%2Fhttps%253A%252F%252Fimgix-proxy.n8s.jp%252FDSXZZO5247599022112019000000-1.jpg%3Fixlib%3Djs-3.8.0%26auto%3Dformat%252Ccompress%26fit%3Dcrop%26bg%3DFFFFFF%26w%3D1200%26h%3D630%26s%3Dd6ff2f17bcba949e79fe6f4a71a2165b)
CyberArkは、特権アカウントの保護に特化したセキュリティソリューションの専業ベンダー。およそビジネスに利用されているITはすべて特権アカウントで管理されていることから、特権アカウントの管理を強化することが重要だと説く。 イスラエルのペタティクバ(テルアビブ近郊)にグローバルヘッドクオーターを置くセキュリティ企業、CyberArkが2月21日、都内で会見を開き、日本法人の設立と「特権アカウント」のセキュリティ確保の重要性を説明した。 CyberArkは、特権アカウントの保護に特化したセキュリティソリューションの専業ベンダーだ。特権アカウントとは、Windowsでいうところの「Administrator」や、UNIXやLINUXなどの「root」など、サーバの起動や停止、システム設定の変更、アプリケーションのインストール、さまざまなデータへのアクセスなど、非常に広範な権限を持ち、なおかつ
特権アカウントセキュリティの専業ベンダーであるCyberArkは2017年2月21日、日本法人のCyberArk Softwareを設立したと発表した。 CyberArkは企業のシステムなどの特権アカウントを悪用した攻撃者からシステムを保護するソフトウエア製品群を開発・提供している。本富顕弘執行役員社長は「特権アカウントセキュリティ(PAS)という新しいセキュリティ分野の啓発を積極的に行っていきたい」と語った(写真)。 CyeberArkの製品は大きく分けて三つのモジュールがある。特権アカウントの保管やポリシーの管理などを行うモジュールや、特権アカウントの利用状況の監視や監査、コマンド制御などを行うモジュール、全ての特権アカウントの継続的な監視を担うモジュールがある。特権アカウントのセキュリティを診断するツールを無償で提供する。 例えば、業務に影響を与えないようにアカウントごとにプログラム
「特権アカウントセキュリティ」専業ベンダーのCyberArk Softwareが2月21日、日本法人設立に伴う記者発表会を開催した。日本法人社長の本富顕弘氏は「もはやIAMやID管理ではない」と述べ、競合製品との違いをアピールした。 「特権アカウントセキュリティ」はこれまでの製品とどう違うのか Linux/UNIXサーバーならば「root」、Windows Serverならば「Administrator」など、システムに対してあらゆる操作が許されるのが特権アカウントだ。システム管理のうえでは欠かせない特権アカウントだが、仮にそれが外部の攻撃者に悪用されてしまうと、システムの改竄や破壊、データベースからの情報窃取など、あらゆる攻撃が可能になってしまう。加えて、複数人でシステム管理を行っている場合は特権アカウントが共用されることも多く、不正な情報持ち出しなどの内部犯行や、操作ミスによるシステム
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