CyberArkは、特権アカウントの保護に特化したセキュリティソリューションの専業ベンダー。およそビジネスに利用されているITはすべて特権アカウントで管理されていることから、特権アカウントの管理を強化することが重要だと説く。 イスラエルのペタティクバ(テルアビブ近郊)にグローバルヘッドクオーターを置くセキュリティ企業、CyberArkが2月21日、都内で会見を開き、日本法人の設立と「特権アカウント」のセキュリティ確保の重要性を説明した。 CyberArkは、特権アカウントの保護に特化したセキュリティソリューションの専業ベンダーだ。特権アカウントとは、Windowsでいうところの「Administrator」や、UNIXやLINUXなどの「root」など、サーバの起動や停止、システム設定の変更、アプリケーションのインストール、さまざまなデータへのアクセスなど、非常に広範な権限を持ち、なおかつ