米国と旧ソビエト連邦が巨額の国家予算を投じて月への一番乗りを競った、最初の宇宙開発レースから半世紀近く。今、再び月を目指して白熱のレースが繰り広げられている。そのレースとは、米国のIT企業グーグルがスポンサーとなり、Xプライズ財団が運営する月面探査レース「グーグル・ルナ・Xプライズ」だ。探査機を地球から打ち上げ、月面に着陸させ、その地点から500メートル移動させてデータを収集・送信する。このミ
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世界初の月面探査レースを主催するXプライズ財団と米グーグルは16日、参加チームによる探査車の月面走行などの達成期限を2018年3月31日にすると発表した。レースは日本のチームHAKUTO(ハクト、袴田武史代表)など、5チームが競っている。 同財団などはこれまで、今年12月31日までにロケットを打ち上げることを条件としていたが、この期限は撤廃した。 このほか中間賞として、月の周りを1周するか月面に到達できれば「月到着賞」(賞金約1億9千万円)を、さらに月面に軟着陸した場合は「ソフトランディング賞」(賞金約3億3千万円)を贈ることも発表した。同財団の担当者は「月面レースで起こる、大胆な技術的功績に向けた真剣な取り組みに興奮している」としている。 月面探査レースは、民間による宇宙開発の普及をねらい、07年9月にスタート。最も早く月面を走って画像を送ったチームには賞金約22億円が贈られる。10年ま
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