ロボットを「奴隷的に拘束」したら憲法違反? 「ロボット法」の可能性を研究者が議論 弁護士ドットコム 11月29日(土)12時0分配信 自ら学習することができたり、海外の遠隔地から操作できたりするロボットが社会に入り込んできた場合、どのような法的問題が生じうるのか——。ロボットと法律の問題を考えるシンポジウム「ロボット法 202X年のロボットと社会制度」が11月22日、東京都内で開かれた。慶應義塾大学SFC・オープンリサーチフォーラムのセッションとして、議論がおこなわれた。 ●ロボットを海外から操作すると「入国」になるのか シンポジウムには、ロボットや法律の研究者らが登壇。ロボット工学やバーチャルリアリティを専門にする稲見昌彦・慶大教授は「今の労働は肉体が拘束されているが、テレイグジスタンス(遠隔地にあるものを近くに感じながら操作)によって社会が変わる。離れた国から3交代制で働くことがで