【読売新聞】 政府は、博士号の取得を希望する学生を支援するため、大学院を設置する全ての大学に対し、博士課程に関する情報の開示を義務づける方針を固めた。国際的に技術革新競争が激化する中、日本では博士課程に進学する学生が減少しており、実
【読売新聞】 少子化対策の一環で東京都が始めた卵子の凍結保存費用の助成制度を巡り、助成の条件となるオンライン説明会への参加申し込みが5000人を超えたことがわかった。都は「反響が大きい」として、年明け以降も説明会を開催する方針だ。
始祖鳥の化石(C)The Trustees of the Natural History Museum, London 【ロンドン=森太】ロンドンの大英自然史博物館は27日、収蔵する始祖鳥の化石標本など貴重な標本群を、国外でまとめて公開する世界巡回展を始めると発表した。来年3月から6月にかけて東京・上野の国立科学博物館で開催される「大英自然史博物館展」(読売新聞社など主催)が世界で最初の会場で、その後、世界を回る。 始祖鳥の標本は、ジュラ紀後期(約1億5000万年前)に生息していた最古の鳥類化石で日本初公開となる。世界に存在する複数の始祖鳥化石の中でも初めて骨格が報告されたもので、羽毛などの鳥類的な特徴に加え、長い尾など爬虫類的な特徴もあることを初めて明らかにした。 ほかにもチャールズ・ダーウィンの「種の起源」の自筆原稿など、大英自然史博物館の8000万点以上に及ぶ膨大なコレクションから、
野生のニホンザルによる農作物被害などに悩む神奈川県伊勢原市は1日、同市日向の集会所で、「女性による女性のための鳥獣対策勉強会」を初開催した。 男性が仕事などでいない時間帯を見計らって出没するなどサルの動きが巧妙になっている実情を踏まえ、女性にも自衛・撃退に立ち上がってもらおうと企画。〈1〉近寄らない〈2〉目を合わせない〈3〉背中を見せない〈4〉叫ばない――の「セザル4か条」などを伝授した。 市によると、市内では約200頭のサルが生息しており、農作物被害は毎年600万~1000万円ほどで推移。追い払い対策を続けているが、歯止めが掛からず、住宅内の食料品、仏壇のお供え物まで奪われるケースも出ているという。 この日の勉強会には、日向地区周辺の主婦ら16人が参加。講師も千葉科学大学動物危機管理学科の加瀬ちひろ助教ら全員女性が務め、鳥獣の生態などを学んだうえで、エアガンやロケット花火などを使ったサル
通信制高校に通う男子生徒(19)(広島県山県郡)の両足を縛り、川に突き落とすなどして殺害しようとしたとして、広島県警は3日、友人の少年4人(16~17歳)を殺人未遂容疑で逮捕した。 4人のうち1人が、スマートフォンの無料通話アプリ「LINE(ライン)」での呼びかけを被害者の男子生徒に無視されたことがきっかけだったという。 発表では、4人は、同じ高校に通う男子生徒(17)(広島県山県郡)、別の高校の男子生徒(16)(広島市)、アルバイト作業員(16)(山県郡)、無職少年(16)(同)。 4人は共謀して9月9日未明、同郡北広島町壬生を流れる江の川の河川敷で、男子生徒に殴る蹴るの暴行を加えた後、河川敷のフェンスに元々結ばれていたロープの端で男子生徒の両足首を縛り、フェンスからつるす形で護岸から約5メートル下の川(水深約2メートル)に突き落とし、男子生徒がはい上がってくると、足首をライターの火であ
鹿児島県・桜島の大正大噴火(1914年)で火山灰に埋もれた「埋没鳥居」を新たな観光スポットにする構想が、同県垂水市で浮上している。 薩摩・島津氏ゆかりの神社のものだが、戦後、農家の私有地内となり、その存在はほとんど知られてこなかった。桜島の火口が間近に、霧島連山が遠方に望める眺望も魅力的で、東日本大震災などで観光客が落ち込むなか、地元では「観光の起爆剤に」と期待が膨らんでいる。 桜島の島内では、県指定天然記念物の黒神神社の埋没鳥居が知られているが、垂水市の埋没鳥居は、桜島から東へ約3キロの牛根麓(うしねふもと)の丘の斜面にある。 高さ約3メートルの石造りで、大正大噴火により、上部1・45メートルを残して火山灰で埋まり、中心から左側が約20センチずり下がるなど「噴火のすさまじさを伝える貴重な遺跡」(垂水市教委)だ。 もともと1575年(天正3年)創建と伝えられる近くの稲荷神社のもので、島津氏
気管支ぜんそくのたんを切る武田薬品工業の消炎剤「ダーゼン」(一般名セラペプターゼ)に効果がないとされた問題で、同社は21日、有効性を検証する再試験の実施は難しいとして販売を打ち切り、自主回収すると発表した。 4月の厚生労働省医薬品再評価部会で、承認の取り消しが審議される見通し。 ダーゼンは1968年に承認された医師の処方が必要な飲み薬。同社が慢性気管支炎の患者311人を対象に実施した試験で有効性が認められなかった。 同社によると、ダーゼンは病院2000か所、診療所2万1000か所、調剤薬局4万6800か所に出荷しており、年間売り上げは約67億円(2009年度決算ベース)。
大きなキノコの「ニオウシメジ」が、大分県豊後大野市犬飼町の旧犬飼小跡地で除草作業中に見つかった。 県農林水産研究指導センターによると、県内ではあまり見られないキノコで、見つけた人たちは大きさに驚いていた。 ニオウシメジは、沖縄や九州南部などの多湿な場所に自生している。 犬飼小跡地では、豊肥地域シルバー人材センターの梅木清さん(65)ら3人が雑草の中で見つけた。約130本が固まりになっており、1本の大きさは最も大きな物で傘の直径が17センチ、丈が50センチあった。固まりの大きさは幅が1メートルもあったという。 梅木さんは「こんな大きなキノコを見たのは初めて」と驚いた様子。天ぷらにしたり、酢じょうゆに付けたりして食べたところ、「シャキシャキしておいしかった」という。
文部科学省は、国費を財源とする無利子奨学金の貸与を大学生らが受ける際の条件について、成績や世帯収入に加え新たに「社会貢献活動への参加」を追加する方針を固めた。 来年度から貸与者らに文書で呼びかけを開始し、周知期間をおいて数年後の条件化を目指す。社会貢献活動の場の提供に積極的な大学にも補助金などを上乗せする方針。同省は、公費で学ぶ学生に社会還元の意識を根付かせたいとしている。 文科省によると、短大を含む大学生らに対する学費などの支援は、独立行政法人「日本学生支援機構」が大学を通じ貸与する有利子や無利子の奨学金と、各大学による授業料減免があり、奨学金全体の3割弱にあたる無利子奨学金(2010年度約2549億円、35万人)と授業料減免(同約236億円、7万人)の財源には国費があてられている。
発表によると、武田容疑者は26日午後4時15分頃、同市荒町のスーパーで、たばこ2カートン(7000円相当)を盗んだ疑い。 武田容疑者がレジ横に陳列してあったたばこ2カートンを手に持ったまま店外に出たところを、同店の副店長の男性(35)が見つけ、その場で取り押さえた。 武田容疑者は調べに対して「金がなかった。(10月に)値上がりする前に盗んでおきたかった」などと供述している。
100歳以上の高齢者の所在不明が発覚している問題で、大阪府東大阪市が所在不明と発表した高齢者のなかに、住民登録上、「119歳」の女性と「115歳」の男性が含まれていることが5日、分かった。 厚生労働省が確認している国内最高齢は現在、佐賀県在住の113歳の女性。同市は2人について、「本人を確認できない」として、厚労省に対しては、高齢者としての届け出を行っていなかった。 女性のケースでは、同市は2002年11月、介護保険料が納付されていなかったことから、住民登録上の住所地を訪ねるなど所在確認を行ったが、女性を確認できなかった。その後は再調査せず、住民登録抹消も行っていなかったという。 市は毎年9月、100歳以上の高齢者の人数を厚労省に報告しているが、この女性については報告から除外してきた。最後に安否を確認した時期は不明で、親族の存在も把握できていないという。このケースについて市は「02年の調査
フグと同じ猛毒を持ち、かまれると死に至ることもある「ヒョウモンダコ」が九州北部で相次いで見つかっている。 熱帯・亜熱帯海域が本来の生息地だが、専門家は温暖化による海水温の上昇で生息域が北上していると指摘する。海水浴シーズン真っ盛り。福岡県などは「海で見つけても絶対に素手で触らないように」と注意を呼び掛けている。 ヒョウモンダコは体長約10センチと小さく、浅い海の岩礁や、砂と小石が交じる海底に好んで生息する。その名の通りヒョウ柄で、薄茶色の地に焦げ茶色のまだら模様がある。刺激を受けて興奮すると全体がやや赤みを帯びた色になり、まだら模様はリング状の青色に変化する。 唾液(だえき)の中にフグと同じ神経毒の「テトロドトキシン」を含み、かまれるとおう吐やしびれ、けいれんを引き起こす。オーストラリアやインドネシアなどの太平洋、インド洋海域に生息し、かまれた人が全身まひで死亡した例もある。 九州では鹿児
ニュース My Little Lover、初のサイン会 (4月20日) 雑誌サイズCD『My Little Lover×kitson ハーモニー』をリリースしたMy Little Loverのakkoが、18日、初のサイン会を東京・紀伊国屋書店新宿店にて行った。 (4月20日) [全文へ] テレビ&ラジオニュース 「暮らしの損得」情報紹介 (4月20日) 長引く不況の中、暮らしにかかわる損得を取り上げる経済バラエティー「がっちりアカデミー!!」(金曜後7・00)が、TBS系で始まった。同局はこれまでも、日曜朝と火曜深夜に経済番組を放送。新番組は幅広い世代を対象とした“進化型”といえそうだ。(笹島拓哉)(4月20日) [全文へ] テレビ&ラジオニュース 「美の巡礼」 ハンガリーの旅 (4月20日) 世界の街角に残る伝統美を探訪する特別番組「okaeri 山口智子 美の巡礼」が、24日午後
新日鉄エンジニアリングは19日、国内で初めて生ゴミなどの食品廃棄物からバイオエタノールを製造するプラントの実用化に成功したと発表した。 全国の自治体などに販売する方針だ。 プラントは、1日当たり約10トンの食品廃棄物から、約500リットルのエタノールの製造できる。販売するプラントの食品廃棄物の処理能力は1日当たり60トン程度で、販売先は主に人口が30〜40万人の都市を想定していて、プラントの価格は10億〜20億円。 このプラントを使えば、食品廃棄物の焼却処理が不要になる。回収したエタノールを自動車の燃料などに再利用すれば、従来のゴミ処理施設よりも二酸化炭素(CO2)排出量を30〜40%削減できるという。
和歌山県の国道42号バイパス「那智勝浦新宮道路」(8・9キロ)の橋梁(きょうりょう)が赤くさび、住民らから不安の声が上がっている。 さびで腐食を防ぐ特殊な鋼材を使用しており、国土交通省・紀南河川国道事務所は「安全に問題はない」と説明している。 同道路は「那智勝浦道路」(15・2キロ)の一部として、1998年から総事業費1240億円で着工、一昨年3月に完成。30分余りかかっていた新宮市―那智勝浦町間が11分短縮された。 インターチェンジや道路が交差する付近の橋梁は塗装されているが、山間部の橋梁は塗装されず、真っ赤にさびたまま。地元の人らから「手抜き工事では」などの声が上がった。 紀南河川国道事務所によると、問題の橋梁には「耐候性鋼」という低鉄合金鋼を使用している。塗装しなくてもさびにくく、さびた場合も、それが表面を保護する役割を果たすという。 塗装するより安くあがるが、人目につくところにはあ
兵庫県姫路市教委が市立小学校に対し、給食の紙パック牛乳を「ストローで飲むように」と異例の指示を出していたことがわかった。 市内では「ストローはごみになるだけ」として、児童に直接パックに口をつけて飲むよう指導している小学校が8割に上っているため。この指導には「食事のマナーとしてふさわしくない」「不衛生だ」と保護者から反発が出ていた。 市によると、市内各校では200ミリ・リットルの紙パック牛乳とは別にストローが配られていたが、昨年度は市立小68校のうち56校が、ストローを注文しておらず、児童にはパックの上部を開封して口をつけて飲むよう教えていた。校長の一人は「環境保護につながると思い、現場では疑問を感じなかった」と話している。 今回の見直しは、一部の保護者が3月、市教委に改善を要望したのが発端。市教委は今月2日の校長会でストローの使用を指示した。9日からの給食で徹底させる方針だ。 ストローを使
寒天の原料のテングサやノリなどの海藻(紅藻類)は人間の消化酵素で分解できないため、ダイエット食品としても使われているが、日本人の一部は腸内細菌の力を借りて、紅藻類を分解して栄養分にしていることが仏パリ大学の研究で分かった。北米では、こうした腸内細菌を持っている人は見つからず、食習慣の違いが影響しているらしい。8日付の英科学誌ネイチャーに発表する。 研究チームは、紅藻類を分解する酵素を海洋の微生物から発見。公開されている遺伝子のデータベースを調べたところ、この酵素の遺伝子を持つ陸上の微生物はいなかったが、日本人の腸内細菌から見つかった。 日本人では13人中5人がこうした腸内細菌を持っていたが、北米の18人で持っている人はいなかった。日本人は古くからノリなどをよく食べており、腸内細菌は、ノリなどと一緒に口に入った微生物から紅藻類を分解する遺伝子を取り込んだらしい。 東京大学の服部正平教授(情報
日本医師会(東京都文京区)で今月2日午後、配達業者が届けた花の鉢植えから出火し応接室の床の一部を焼いたボヤは、自然発火で起きた可能性が高いことが警視庁駒込署の調べでわかった。 同署は事件性は低いと判断、警視庁は今後、再現実験を行って原因を詳しく調べる方針。 同署幹部によると、鉢植えには発火装置などは見あたらず、届けた都内の男性にも不審な点はなかった。このため、同署は肥料などが何らかの原因で発火した可能性があるとみている。 日本肥料アンモニア協会によると、肥料の中には可燃性のある化学成分を含むものもあるが、鉢植えに使われる場合は濃度が低く微量のため、通常、自然発火は考えにくいとしている。 一方、肥料の分析などを行っている独立行政法人・農林水産消費安全技術センターは「鉢植えが直接発火した事例は聞いたことがないが、石灰などの肥料が水分を吸って発熱し、それが発火することはあり得る」としている。
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