フェイスブックやインスタグラムを運営するMeta(メタ)が、7月27日に第2四半期(4~6月)決算報告を行った。それによると、第2四半期の売上高は288億ドル(約3兆8000億円)で、前年同期から1%減少した。なお、Metaの売上高減少は上場以降初めて。 ザッカーバーグ氏「事業計画が楽観的過ぎた」 アメリカではリセッション(景気後退)の懸念が高まる中、Metaも広告売上が減少。そうした中で、急速にメタバース事業に舵を切っていたが、同社のメタバース事業は第2四半期だけで、28億ドル(約3700億円)の損失を計上している。現状を見る限りでは、メタバースへの傾倒は裏目になっている状況だ。 この状況に、昨年7月に「メタバース企業を目指す」と述べ、積極的にメタバース事業への投資を進めてきた同社のマイク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)も率直に反省しているという。7月29日付けのロイターによると