AvegantがCESでデモを行っていた“Glyph”は、網膜に直接映像を投影する3Dヘッドマウントディスプレイ(ヘッドフォンのヘッドバンドの部分にディスプレイが仕込まれている)。目の前に小さなスクリーンを用意して映像を見せる一般的なヘッドマウントディスプレイとは異なり、光を直接目に送り込むので、ドットの隙間の網目などが見えない、高精細な画像を自然に見せられるのが特徴。 その目的は、ヘッドマウントディスプレイの使用者への負荷低減。至近距離で小さなディスプレイを見続けるのが目の負荷になっていると考えたAvegantは、我々が実際に物を見ているのに近くなるよう、網膜投影を使ったヘッドマウントディスプレイの開発に至ったのだという。 ヘッドマウントディスプレイに繋ぐケーブルが多いのも邪魔になるため、バッテリーは内蔵しており(映像視聴時で3時間程度の動作が可能)、HDMIケーブルで映像と音声を受信す
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