今週も引き続き『人魚の森』のレビューをやります。 第4回目ですね。第3回はこちら。 先週は、座敷牢で鎖に繋がれた湧太に 佐和が斧を振りかざして迫るところまでやりました。 場面は朝ご飯を食べた後に朝風呂に浸かる真魚から。 朝食の時にしっかり身支度をしているので その時点で普通は身を清めてるだろ、と思いますが 登和による 真魚の身体の“検分”という 意味合いなので、 苦しいながらもこのタイミングとなります。 真魚の身体に見入る登和。 それはこの先で、真魚の身体をまるごと 自分の身体と入れ替えようとしているからですが いうて登和ちゃんの身体は まだ娘さん時代のままなんですよね。 健康な頃はそれなりに溌溂とした様子でしたが 大病で肌の具合いも肉付きも 病人のそれとなってしまったのでしょうか。 その“大病”が、人魚の生き血を飲んだことによって 治ったのかどうかは物語中で語られていませんが 登和は以後