「辛ラーメン」で知られる韓国即席ラーメン業界最大手の「農心」から発売されている「海鮮湯麺(ヘムルタンミョン)」と同じく大手の「八道」による「ラッポキ」というラーメンから、有害物質が検出された。一時、発がん性物質が検出されたと報じた韓国メディアもあったが、実際にはそうではなかった。もっとも、この2社が製造したラーメンの一部がEUで定められている基準値を超えていたことに変わりはなく、現地では今も規制が敷かれているという。羽田真代氏によるレポート。 【写真】リコール対象などになった即席ラーメンとは? *** この商品は、日本でも大手通販サイトや海外製品を取り扱う小売店で販売されており、韓国通の間では名の通った即席麺である。検出されたのは輸出用で韓国内では流通していないとメーカー側は主張しているものの国民は納得しておらず、日本の企業と関係が深いといった点も非難の的になっているという。 今回、問題視