回教徒の祈りのような姿勢をするようになった。内臓が痛む からだそうだ。情けない話だが、これがいなくなったら・・・ど うしていいかわからない。枯れ木のように痩せてきた。背骨が ゴツゴツと尖ってきた。宣告された余命はもう過ぎている。思 えば、こいつとばかり話してきた。言語化不能の脱倫理の境地 をブツブツと話すなら、彼女にかぎる。共依存の関係。それが なくなるのを前提したことはない。迂闊だった。いまさら「心 構え」なんかできはしない。ほんとうにいいやつだ。困る。
回教徒の祈りのような姿勢をするようになった。内臓が痛む からだそうだ。情けない話だが、これがいなくなったら・・・ど うしていいかわからない。枯れ木のように痩せてきた。背骨が ゴツゴツと尖ってきた。宣告された余命はもう過ぎている。思 えば、こいつとばかり話してきた。言語化不能の脱倫理の境地 をブツブツと話すなら、彼女にかぎる。共依存の関係。それが なくなるのを前提したことはない。迂闊だった。いまさら「心 構え」なんかできはしない。ほんとうにいいやつだ。困る。
今日かもしれない。いや、もっと凌いでくれるかもしれない。 わからない。気弱になっているのだろう、いま、足下に黒い雑 巾みたいに腹這いになっている。グーグーと器官が破れた鞴の ような音をたてている。つらいなら眠れ、痛いならずっと眠れ。 我慢なんかするなよ。起きなくていい。鼾をかき始めた。 エコーと血液検査で余命1週間と言われた。そう言われれば、あ あそうなのですかと思うしかない。窓の外を見る。彼女が鳥みた いに飛んでいく幻を見る。風がでてきた。
(04/08)テロリスト (04/07)シオニズム (04/05)スナイパー (04/04)ゲロ (04/01)非ヒューマニズム宣言 (03/31)転落 (03/29)暴力 (03/28)クソ・ヒューマニズム (03/26)水面 (03/23)bite me!
よろぼい日記杖ついてやっとこさ歩いてバタンキューの毎日。食べれない。喋れない。わからない。死にそう。どん詰まりのあがき…………か。それとも死に欲かな? いつだって打ちのめされる。 ルンルン気分で舞いあがっていたら、ポチョン。どこからともなく濡れ雑巾が飛んできて杖に絡まり、ぶっ倒れる。気がついたら、頭を抱えてヒーヒーうめいている、と、そんなこんなの毎日だ。 ルンルン気分が長ければ長いほど、その叩きのめされ方のすさまじさといったら! 刺されたり放り投げられたり、もう二度と立ち直れなくなるほどペシャンコになり、のたうちまわる。 それでも、なにクソと思って立ち直ったことなんて一度もない。 のたうちまわるに任せて加治丘陵を悶々としながら登っていると、ふと、ソウシ鳥(下の写真)がちょこちょこ歩いているのに目がとまり、そのかわいさにあらまあ、と見惚れているうちに、やがて、もぐらみたいに顔をのぞかせ、生き
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3月も半ばを過ぎ、沖縄は昼の日差しが暑いくらいだ。実家の桜の実も色づいている。 ビワの実も黄色くなり、もうすぐ食べ頃だ。 黒木の新緑も美しい。 リュウキュウセッコクの清楚な花が、春風に揺れている。 大江健三郎氏が亡くなった。 大江・岩波沖縄戦裁判では、毎回、大阪地裁まで傍聴に行った。 法廷で相手方の徳永弁護士の質問に、最初は緊張した様子だったが、終盤は余裕をもって答えていた姿を思い出す。 名護市内のホテルで、一度だけ対談をさせてもらった。 沖縄では、『沖縄ノート』や大江・岩波沖縄戦裁判、辺野古への支援などが話題になるが、ぜひ多くの人に小説作品を読んでほしい。 初めて大江氏の小説を読む人には、初期の短編や長編から入った方が読みやすいと思う。
犬を連れて帰省したいと思う。前は考えたことがない。 新幹線ではなく車で行きたい。できたら高速ではなく 一般道を。しきりに「区切り」を考える。意味もないのに。 「変化」はある。水音が近づいている。死はそんなに遠く ではない。足下にある。ぼやけたひとつの影として。 「19年この辺に棲んでいるのよ・・・」杖をつき傾いであるく 老婆に言われた。問うてもいないのに。老婆は寂しげに 去っていった。西陽が屈曲したせなかを打っていた。老婆は 左側に傾いでゆっくりと歩く。「かわいいね・・・」と声をかけ られた犬は、一度も老婆と目を合わせなかった。
先日、一人で街頭に立っていると、となりで「ウクライナ戦争反対」のスタンディング行動が始まった。 (彼らがビラを配っていないおかげで、私のビラをとってくれる人が増えた*^-^*) リレートークで、元教員の方のスピーチにびっくりでした。 彼が言うのは「ロシアに経済制裁を強化して戦争を止めよう」! そして「国内には、ロシアを支持する鈴木宗男議員、制裁をサボタージュする丸亀製麺、ロシアとの貿易を続けようとする東京ガスのような勢力がいる」と経済制裁に与しない連中は戦争加担者だ、みたいな言い方をしていた。 たぶん、彼は心から戦争を止めたいと思い、「軍事」ではなければいいと思っているのだろうけど、相当の混乱です。 そして、もう論理は「挙国一致」になっている。 「従わないやつに注意しろ!」 普通の、たぶん良心的で、ずっと「平和」や「戦争反対」を生徒に語ってきたであろう教育労働者がいま、こんなふうになってい
「戦争に反対!」と街頭で声を大にして訴えるのですが、?、いまいち反応がない。 昨日も、他の人はいず知らず、私は3枚のチラシしか受けとってもらえなかった! ウクライナでは「今にもロシアが侵攻する」とバイデン大統領が連日叫んでいるし、米中も戦争だ、と日米共同の軍事演習が大規模に始まっている。 ところが、どうも、街頭では「何言ってんの?」というか、「そんなの関係ない」という空気が圧倒的。 長年ずっと街頭に立ってきたものとしては、「戦争の危機」がリアルになるほどそうなっているように感じる。 そうは言っても訴えている「戦争の危機」というのは大げさに言っている話ではない。 なんと言っても、今年に入って核保有5か国がわざわざ「核戦争回避宣言」までやっている。 だけでなく、核兵器を持っていない日本は、「軍事費2倍!」とか「外国への爆撃もOK]とか必死になって戦争準備をやり始まっている。 「外国への爆撃」な
よろぼい日記杖ついてやっとこさ歩いてバタンキューの毎日。食べれない。喋れない。わからない。死にそう。どん詰まりのあがき…………か。それとも死に欲かな? 再稼働だと? 値上げだと? 重税にあえげだと? しめあげればしめあげるほど、ひーひーいわせればいわせるほど、殺せば殺すほど、うるさ型の猛者どもも従順にひれ伏すと、キャタピラーをガタガタ、ゴリゴリがならせて、矢継ぎ早に、息つくいとまもなく、頭上から、足元から、斜めから、横から、後ろから襲いかかってくる。 これでもか、これでもかと。 そのうえ、ウクライナに続けだと? カラスの鳴かぬ日はあっても、戦争、戦争とわめかぬ日はない。波のまにまに浮き沈みする遭難者を救出するレスキュー隊を実況中継しているようなかまびすしさだ。カラスの方がかわいいし、ずっと静かだ。 それでも、どっこい。 いくらガナろうが糠に釘、効き目なんてあるか! 煙草をやめ、酒をやめ、で
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5日は11月最初の土曜日で、午前11時から辺野古のゲート前で開かれた県民大行動に参加した。 長期にわたって行動を続けるのは簡単なことではない。辺野古のゲート前に来る70代、80代の皆さんの中には、私が学生の頃、喜瀬武原実弾演習阻止をはじめとした県内の反戦・反基地闘争で頑張っていた方たちもいる。 大半の方は現場で姿を目にするだけで話したこともないのだが、沖縄の状況はいつも厳しく、多くの苦労や挫折を経験してきただろう。それでも、粘り強く行動を続けている皆さんには敬意を抱かずにおられない。 遠くからその姿を目にして、ああ、まだ頑張っておられるな、という思いを抱きつつ、集会に参加している。 午前10時7分頃、瀬嵩の海岸から大浦湾の様子を見た。 台風避難をしていたガット船は塩川沖に戻っているが、まだ大浦湾には土砂を運んできていない。 ランプウェイ台船やスパッド台船も戻ってきておらず、K9・N2護岸と
24日(土)は午後3時16分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。 連続した台風の影響で3週間以上中断していた埋め立て工事が再開され、K9・N2護岸から運ばれてきた土砂が、4地点ほどに投入されていた。 午後3時41分頃、瀬嵩の森から大浦湾の様子を見た。 K9・N2護岸にはそれぞれ2隻のランプウェイ台船が接岸し、土砂の陸揚げを行っていた。 この日は朝からガット船8隻(第三十八ひなた丸、かいおう丸、國喜18、神峰、第五十一進宏丸、第八高砂丸、聖嘉、清明)が大浦湾に入り、ランプウェイ台船に土砂の積み替えを行っていた。 この時間帯には4隻(聖嘉、第五十一進宏丸、清明、第八高砂丸)が残っていて、引き続き土砂の積み替えを行っていた。 今日入ったガット船は土砂を積んだ状態で大島海峡に避難していた船だった。羽地内海に避難していたガット船は、いったん塩川沖に戻っていた。 ガット船が台風避難のた
(04/15)顔 (04/11)ししびしお (04/11)おぼろ (04/07)シオニズム (04/05)スナイパー (04/04)ゲロ (04/01)非ヒューマニズム宣言 (03/31)転落 (03/29)暴力 (03/28)クソ・ヒューマニズム
○青黒い影たちが歩いている、一列になって、ゆっくりと・・・ つい1月か2月に会って話し込んだ友人、知人が、いま影となり、 向こう岸を一列になって蹌踉と歩いている。最後尾に加わろうと する。ただ哀しいのではない。悔しいのでもない。なにか、 「落ち度」がこちらにあるように思われるのである。厳然と、そ れはそうなのだ。最後尾に加わろうと駆けよる。慌てて・・・。 明日のことは思わない。今日だけ、いま在るだけのことを思う。 向こう岸の列が、うるむ。瞬く。 ビルケナウという到達点にすでに到達したのに、再び到達しようと している。
19日(木)は午後2時54分頃、キャンプ・シュワブ工事用ゲート前に行き、この日3回目の資材搬入に対する抗議行動に参加した。 市民40人ほどがゲート前に座り込んだり、歩道でプラカードを掲げて新基地建設に抗議した。 3回目は砂利を積んだダンプカー数台のほかは、K8護岸の延伸工事に使用される大きな岩が大量に運び込まれた。 K8護岸は辺野古崎から長島方向に伸ばされている。岬と島の間は潮の流れが速くなり、辺野古の海でも透明度が高いところだ。その海にこれらの岩が投下され、海底に棲む生き物を押し潰し、潮の流れを遮断している。 カヌーや船に乗って海に出れば、ゲートから搬入される岩が海に投じられる様子を目にできる。ぜひ一度は自分の目で確かめてほしい。海が破壊されていく現実に、痛みとともに怒りが込み上げるだろう。 午後2時20分頃、瀬嵩の海岸から大浦湾の様子を見た。 K9・N2護岸ともにランプウェイ台船が2隻
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