言語と考え方に関するrunt_ncのブックマーク (18)

  • ここで俳句の解説するとボロクソ言われるのが落ちなので、リアルで相談し..

    ここで俳句の解説するとボロクソ言われるのが落ちなので、リアルで相談した方がいいよ。 …というのは、俳句は滅茶苦茶コンテクスト(文脈)に依存する芸術だからだ。短歌31文字が対決的な文化(歌合せとか)を成立させてきたように「向き合う他者」に言葉を届ける能力をもつのに対して、俳句は仲間内のような座の中で成立してきたように「コンテクストを共有する仲間」の間で盛り上がるタイプの道具であり、背景となる文化文脈を共有していないことが多い現代社会(特にネット上)では、説明したところで、「そうとは限らないのでは?」みたいな突っ込みが山ほど入るのが目に見えてる。「なんでそう言い切れるの?」「必ずしもそうとは限らない」etc……いやうるせえわ。俳句ってそういうモンなんだから仕方ねえだろ。 それを踏まえた上で、可能な限りの解説をするぞ。長いので暇人向けだ。ちなみに、調べて作者名見て「あー」(嘆息)と声が出そうにな

    ここで俳句の解説するとボロクソ言われるのが落ちなので、リアルで相談し..
  • 平安時代でも「先」と言えば「未来」を指していた

    これ面白くて、未来が自分の後ろ側にあった時代には矛盾がなかったんですよ 我々現代人は普通「未来が前、過去が後ろ」なのが当たり前だと思ってますが、昔は過去が前、未来が後ろにあったんです 全く日独自のことではなく、古代ギリシャやソマリ語など世界の地域/言語であった/あることらしいですが https://t.co/3iG9Uaqgae pic.twitter.com/hkoAEAJjB0— 重藤小藤太 (@Kotouta_Sige1) February 18, 2024 この言説は正しいのだろうか。この場合、過去に書かれた文学などにおいてどのような用法があったかを確認すればいいだろう。というわけで『源氏物語』から「先」が未来をあらわしている箇所を引用する。 わが御世もいと定めなきを、ただ人にて朝廷の御後見をするなむ行く先も頼もしげなめることと思し定めて、いよいよ道々の才を習はさせ給ふ。 「私の

    平安時代でも「先」と言えば「未来」を指していた
  • よく考えたらどれも「食べろ」とは書いてない

    行動を促す商品を集めよう 「毎日を快適に過ごそう!!」と書いてある湯たんぽ。「毎日回して健康になってね!!」と書いてあるフラフープ。「毎日飲んで腸内環境をよくしてね!!」と書いてあるヨーグルト。 こういう商品を一回集めてみたいと思った。そして毎日その通りに過ごすのだ。 判断や決断に迫られる日々を40年くらい過ごしてもう飽きてきた。なんにも判断せずにパッケージに書いてある通りに暮らすのだ。それは生まれたての赤ちゃんのようなちょっとした自由さがあるだろう。 そう思って商品がたくさん集まる場所に行った。 家電量販店にやってきたが……「毎日を快適に過ごそう」とは書いてない だが見つからない… 担当編集の安藤さんに企画を説明して一緒に家電量販店にやってきたのだがパッケージに命令や指示を書いてあるものが見つからない。 「通信回線を選ぼう」商品じゃなくパンフレットや売り場の案内には書いてある 「そういう

    よく考えたらどれも「食べろ」とは書いてない
  • 純文学って結局なんなの?

    「文章表現そのものの持つ可能性を追求した芸術作品」みたいな定義だっけ? だとすると俺が読んだことがある純文学は「アルジャーノンに花束を」と「虎よ虎よ」だけかなあ。 あれ?どっちも世間的にはSF小説にジャンル分けされてね? え?じゃあ純文学ってなんだ? そもそもサブジャンルみたいなもんなのか? 恋愛ドラマや戦争映画でサブテーマに人種差別が入ってきてるような感じ? 純喫茶は「純」=「酒の力に頼らずソフドリと飯と雰囲気だけで勝負してますよ」って意味だっけ? じゃあ純文学も「純」=「内容に頼らずに文学性だけで勝負してますよ」じゃないとアウトなんか? チョット調べたら「こころ」や「よだかの星」も純文学らしいね。 でもどっちも「"潔癖症的な自己憐憫&自己否定"vs"自己満足的な懺悔&自己破壊"のタッグマッチ」がメインテーマであって、文学としての表現力はそれを盛り上げるための裏方業務って感じじゃね? 裏

    純文学って結局なんなの?
  • 校正なんて賎業だろ

    (追記) 「俺は今でも、あの41話をチェックした人のことを思っている」の末尾に句点なし。「一番最後」は口語的表現でOKなのかな。 ありがとう、助かる。 どっか落としてるだろうとは思ってたが、仕事終わりに自分の文章なんかマトモに読めねえんだよな。 句点イレル。そういや同じ現場だった校正者もよくやらかしてたな。元気してるだろうか。 「一番最後」はママで。副詞的用法だと「ぶっちぎり」みたいなニュアンスを感じるから、おっしゃる通り強調表現の範囲内として個人的には違和感ないかな。もちろん要指摘事項だが。 “?”の後ろに文章が続けばスペースあり、後ろが “」”の記号ならスペースなし、“これはいったい何年前の学説なんだ?って” と促音でもスペースなし、が校正ルールってことかなーと思いながら読んだ。 だいたいそう。最後の場合はスペース入れる表記ルールも多いけど、俺は一文としてつながりがあるならアキなしの方

    校正なんて賎業だろ
  • 『オモコロを校正する』の校正ルールを校閲する

    オモコロを校正する|しゅかるか [B! 校正] オモコロを校正する|しゅかるか はてブのみなさんのなかに複数、「記事の指摘内容」自体は正しいものと鵜呑みにされている人がいることにやや危機感を覚えたので、逐一検証していきます。 準拠する用字用語ルールブックは、記事内では残念ながら指定されていないので、現物を所持しているという点で増田に都合の良い、2016年3月24日発行の『記者ハンドブック 第13版第1刷』を使用します。 なお、2022年3月に「記者ハンドブック」は第14版が出ているのですが、スタイルガイドは別に新しいものが日語として正しいといった性質のものではなく、またたかが6年で様変わりするようなものでもないので、気にしないことにします。 厳密な話をするなら、増刷のたびに微妙な改訂があったりしますしね。 なお敬語や文法等の指摘は、表記集である記者ハンドブックの範囲外だと思われるので無視

    『オモコロを校正する』の校正ルールを校閲する
  • こうして言葉の領域が広くなることって本当にいいことなのかな その言葉が..

    こうして言葉の領域が広くなることって当にいいことなのかな その言葉が指し示す領域が広くなるってことはその言葉が薄くなるってことなんじゃないかな 昔は神といえば、宗教上の神様のことで崇め奉る存在だったけど 今では「すげーやつ」みたいにカジュアルに使われるようになって、神って言葉の威厳は失われたよね 別に肉体的な破壊を伴わないことを「暴力」と表現することは別にいいと思うけど 精神的な痛みの共有は肉体的な痛みの共有よりはるかに難しい 今後、精神的虐待などを暴力と表現していったとして 「子供のころ暴力を振るわれていたんです」と話す相手に対して 肉体的な破壊を伴うものしか「暴力」でなかった時代に比べて その相手に対する感慨は薄れるんじゃないだろうか

    こうして言葉の領域が広くなることって本当にいいことなのかな その言葉が..
    runt_nc
    runt_nc 2022/12/08
    良いも悪いも、ヒトの歴史を鑑みれば「そういうもん」としか。薄い言葉だけでは難しいコミュニケーションもあるから、失われた「重み」はまた別の(ことによっては新しい)言葉に移し替えられていくんでしょう。
  • 「日本語の原郷」についての論文、取り下げ勧告を受ける

    去年、「日語の原郷」についての論文(Robbeets et al. 2021)が話題になった。増田は専門外の素人ながら疑問を持ったのでツッコミを入れたんだけど(anond:20211121124146)、今年の6月に入って専門家集団から「あの論文は取り下げろ」という反論論文が出ていた(Tian et al. 2022)。といっても、プレプリントサーバのbioRxivに置いてあるだけで、学術誌に掲載されたわけではないんだけど、まあいずれどこかには載るよね多分。 そういうわけで、反論論文の内容を(素人なりに)紹介していくよ! そもそも誰が書いたの?ふええ……知らない人ばっかりだよぉ…… 22人の共同著者による論文だけど、その多くは中国人研究者。ほかは数人のヨーロッパ人。中国人研究者については全然わからない。漢字で書かれれば一人か二人は名前を聞いたことがある人がいるかもしれないけど、ラテン文字

    「日本語の原郷」についての論文、取り下げ勧告を受ける
  • 「ピチュー」と「ピカチュウ」ではどちらを強いと感じるか…世界中で研究が進む「ポケモン言語学」の最前線 なぜポケモンは進化するほど濁音が増えるのか

    学会で議論を禁じられた「言語の起源」という巨大な謎 言語学の世界に立ちはだかるスフィンクスがいる。そのスフィンクスが投げかける謎とは、「ヒトという種は、言語を獲得する前に、どのように意思疎通を行っていたのか」というものだ。この問題については、現在、上の娘も興味を持っている。 【娘】言葉ができる前って、言葉もないのに、物の名前をどうやって決めたの? 【私】それがわかったら、一緒に論文書こうねー。ノーベル賞もらおうねー。 という会話がお風呂の中で繰り広げられた。実は、この言語の起源に関する問題は言語学の根的な問題のひとつであるにもかかわらず、答えを出すのが難しく、19世紀にはフランスの言語学会が、この問題について議論すること自体を禁止したほどだ。「言語学者が論じるのを禁じられたら、誰が論じるんだっ!?」と突っ込みたくもなるが、議論自体が難しいのも事実である。ドラえもんにタイムマシンを借りられ

    「ピチュー」と「ピカチュウ」ではどちらを強いと感じるか…世界中で研究が進む「ポケモン言語学」の最前線 なぜポケモンは進化するほど濁音が増えるのか
  • 「公式が勝手に言ってるだけ」からはじめる文学理論半世紀

    最近、二次元に魂を奪われ二次創作に萌える二次豚とでも呼ぶべき存在どもが、「公式が勝手に言ってるだけ」「原作とアニメで言ってないだけ」という種類の鳴き声を発明した。 歴史学などの一部学問においてはこうした態度が倫理的に要請されてきた、ということはニコニコ大百科でも指摘されているが、そもそもこうした態度はここ半世紀ほど「文学」「テキスト」「作品」といった物事を専門家が語るために用いられてきたものがほぼ起源であろうと思う。「テクスト論」と呼ばれるものがそれである(構造主義の話はしません)。 すなわち「勝手に言ってるだけ」「言ってないけど言ってる」は、文学者がこの半世紀格闘し続けてきたテーマなのである。ちなみに稿は、加藤典洋『テクストから遠く離れて』をなんとなく参考にして書かれたので、興味のある方はそちらも読まれるとより楽しいかと思う。 さて、半世紀ほど前まで、たとえば夏目漱石の作品を批評する、

    「公式が勝手に言ってるだけ」からはじめる文学理論半世紀
  • I play {∅︎/a/the} guitar. - 空論上の砂、楼閣上の机。

    米語母語話者のニック・ノートン氏による非常に興味深いコメントを発見しました。 youtu.be 要約すると次の通りです。 微妙な差ではあるものの、I play guitar. は習慣的に、I play {the/a} guitar. は初めて、ギターを弾くことを意味するように感じられる。piano や harmonica や trumpet もこの類に属する。 しかし I play saxophone. は言えず I play the saxophone と言う。accordion もこの類に属する。 ここで The Beatles の挨拶を聞いてみましょう。 I’m Ringo, and I play the drums. I’m Paul, and I play the bass. I’m George, and I play a guitar. I’m John, and I too

    I play {∅︎/a/the} guitar. - 空論上の砂、楼閣上の机。
  • 読解力より、音読み単語|shinshinohara

    今の子どもは人工知能より読解力がない、と警鐘鳴らされてるけど、もう少し丁寧に考える必要がある。 私が塾を主宰していた時でも、公立中学で偏差値55以下だと「音読み」の熟語に反応できていなかった。意識、思想、速度、制御、提示・・・音読み熟語を聞いてもピンとこず、ポカンとしてしまう。 そうした子どものご家庭は、NHKを見ない、見たことがないというケースが非常に多かった。見るのは民放のバラエティー番組ばかり。「NHKなんか見る人、いるんですかね?見たい番組一つもないのに、なんで受信料払わなきゃいけないのか」と文句を言ってる親御さんが多かった。 家庭での会話は、単語が多い。文章になっておらず、せいぜい単語は2つ。 そして、音読み単語はほぼ使わない。家庭じゃなく、ウチ、いえ。会話じゃなく、おしゃべり。単語じゃなく、ことば。 このツイートの前半に使っている音読み単語でも、私が指導していた子どもの多くがピ

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  • LGBTに物申す。

    最近のLGBTの風潮に物申したい。 もうね、用語が多すぎ。 いつの間にかLGBTQになったかと思えば、LGBTQIAにバージョンアップしている。 増えすぎなんだよ・・・SOGIだのMTFだのFTMだのお前ら俺に理解させる気あるの? レズビアンやゲイならまだ聞き馴染みがあるが、パンセクシャルとバイセクシャルとXジェンダーの違いになるともう良くわからない。 こんなの当事者かよほどセクシャルマイノリティに関心がある奴しか理解できないだろう。 これが日ローカルの話になるとホモ、オネェ、オカマ、オナベと更に扱う単語が増える。もう勘弁してくれ。 言葉ばかりが先行している状況に非常に違和感がある。 セクシャルマイノリティを抱える人たちに言いたいが、これらの言葉そのものにアイデンティティを感じたり、それを求めてはいないか? でも、質は違うだろう。 来、男が女を好きである事と、男が男を好きである事は同

    LGBTに物申す。
    runt_nc
    runt_nc 2020/10/23
    そもそもいち当事者としてはLGBTって単語からして「勝手に一括りにして雑多なイメージぶちこみやがって」と感じているぐらいなので、まぁ何というか勝手にしてください。
  • 言語とは思考の型であり、共感を目的とした言語表現は思考の幅を狭める - ←ズイショ→

    言語表現によってお前達は日々アウトプットに邁進しているつもりなのかもしれないが、実は油断するとともすればお前たちはただインプットを繰り返している。 言語とは一般的にコミュニケーションツールであり他者と交流して意思疎通するためのものとして認識されがちだが、同時に言語が内省的な営為を助けるためのツールでもあるというその側面は、インターネットが浸透して誰しもが誰だかかにカジュアルにテキストをお届けすることがとてもお手軽に当たり前になった現代においてはますます軽視されているように感じる。 言語が上手に操ることができなかった頃を思い出してみよう。まず言語は誰のためのものであっただろうか。他でもない自分のためのものであったように僕には思い出される。私の思いや考えや感情が、他者に伝わるかどうかももちろん自分が言語を操れているかどうかの大きな判断基準のひとつではあったものの、それ以上に今・ここにいる自分の

    言語とは思考の型であり、共感を目的とした言語表現は思考の幅を狭める - ←ズイショ→
  • 平沢進のヴィーガンまとめみて思った事 このネット社会は主語がでかいのがスタンダード

    https://togetter.com/li/1541010 棘嫌いなやつ居るのはわかるけど内容とコメを上から少しだけ読んでほしい ネットで起こる争いをとにかく沢山見てきた もちろんアンチヴィーガンはわかる でも平沢進が「他人にすすめることはしない」と言っているのにも関わらず「でもヴィーガンはこちらに干渉してくるから理解できない」というような奴が残念ながらいる 具体的に言うとコメント欄の上3つ(一番上はそうでもないか)だ 当たり前だけど平沢進は肉屋を襲撃するヴィーガンじゃない あとは「動物はごはんじゃない」なんて事もいってない これなんだろうなっておもったらやっぱネットは基的に「属性」で人を見るんだろうって事 例えば「バカなツイフェミw」みたいなまとめを見るとフェミ全体を叩き出すやつがいるのはありふれた光景だ オタクだってそうだ マスコミが「犯人はアニメポスターなどを部屋に貼って」とい

    平沢進のヴィーガンまとめみて思った事 このネット社会は主語がでかいのがスタンダード
  • あるようでない、ないようである「放送禁止用語」

    この話題について。 ネットに広まる「魔女っ子は放送禁止用語」説 調査して分かった「放送で扱いにくい理由」と「一般人が納得できない理由」 - ねとらぼ 先に結論から言えば「放送禁止用語」という言葉は放送局では使われていない。「使用を注意する言葉」というものがあるだけだ。言葉の言い換えかよ、というツッコミが入りそうだが、そういうことではないのだ。以下は、そのお話である。 「使用を注意する言葉」は、番組によって違う。まずはこれだ。最近はそれほどの差もなくなってきたが、それでもニュースでは絶対に使ってはいけない言葉、というのがある。例えばおおよその量を示す「約」。別に規制する理由もなく普通に使われている言葉だが、これを「やく」と読むニュースは稀だ。おおよその量を示す言葉のあとには必ず数字が来るが、どんなにいい滑舌でこれを読んでも「ひゃく」と聞き間違う人が出てくるから、必ず「およそ」と読むことになっ

    あるようでない、ないようである「放送禁止用語」
  • 後世に残したい美しい言葉 5選

    ①孫衛星衛星の周りを回る衛星のことを孫衛星という。 しかしこのような天体は天然には発見されていない。 実物はないのに未来に発見される可能性のために名前だけが付いている。 言葉の影響力は今この世界のみに及ぶのではないことを教えてくれる。 ②トリプルA面メイン曲が3曲入っているシングルCDのこと。 A面B面とはレコードからの名残である。メイン曲をA面、カップリング曲をB面と呼び、両方の曲がメインとなる場合は両A面とかダブルA面という。 そこまでは良いのだが、トリプルとなると元のレコードのイメージは完全に崩壊する(レコードに面は3つもない)。 つまり元はレコード由来の概念だったものをCDに拡張した際、面という言葉が意味を失い、抽象世界上の産物になったが故に成立した言葉なのだ。 言葉は実世界から発生するが、必ず手の届かない抽象世界へと逃げていくことを教えてくれる。 ③幽霊文字JIS規格に紛れ込んで

    後世に残したい美しい言葉 5選
  • 日本版「文化の盗用」議論

    アメリカでは「文化の盗用」に関する議論が喧しい。ボストン美術館のキモノ体験についたクレームだとか、当事者であるはずの日人から見ても「別にいいじゃん」と思わせられるようなケースさえあり、それ自体が差別的発想だという批判もあるくらいだ。実際、例の企画は、元々の画がジャポニスムをテーマにした画であり、その画の前で日人ではない人がkimonoを着て写真を撮る行為は、むしろ「ある時代に存在したジャポニスム」そして「それを描いた画」という『オリジナル』を尊重した行為ですらある。たとえば日人が着物を着てその前に立っても全く意味がないどころか、むしろそれこそ「オリジナルへの敬意を欠いた振る舞い」として批判されるおそれさえあるだろう(皮肉)。 (※ちなみに、時間のない方は、このあと太字部分だけ読めば大体の内容が分かります。) だが、そんな自分が、日でしばしば気になって仕方ない「文化の盗用」がある。そ

    日本版「文化の盗用」議論
    runt_nc
    runt_nc 2018/10/12
    方言は人の考え方をも規定する、という側面はあるにせよ、これほど狭量に振る舞いを規定されると、大阪の田舎育ちとしては首を傾げざるを得ない。 / 陳腐な「なんちゃって関西弁」に対する違和感はわかる。
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