「いつも仏頂面」の名将がまさかの大喜び ONに代えて柴田勲さんを4番にしたら、驚きの一発 プロ野球のレジェンド「名球会」連続インタビュー(32) 米国務長官から面前で激怒された駐米大使も…その役割とは? 中台も関係構築に腐心、経験者「人間関係が仕事の8割」【ワシントン報告(12)駐米大使】
「いつも仏頂面」の名将がまさかの大喜び ONに代えて柴田勲さんを4番にしたら、驚きの一発 プロ野球のレジェンド「名球会」連続インタビュー(32) 米国務長官から面前で激怒された駐米大使も…その役割とは? 中台も関係構築に腐心、経験者「人間関係が仕事の8割」【ワシントン報告(12)駐米大使】
(講談社選書メチエ・1890〜1995円) ◇世界文明を生んだ「奇妙な精神」の歴史 哲学への無関心が今、とりわけ日本の言論界に瀰漫(びまん)している。学界を超えて読まれる哲学書は希(まれ)にしか出ないし、哲学に関する啓蒙(けいもう)書さえめっきり少なくなった。いわゆるインテリ階層の減少が知的な関心一般を貧しくしたうえに、実利主義的な風潮が純粋な思索へのなけなしの欲望さえ薄れさせている。 背景には自然や社会の科学の発展があり、それらが本質的に専門分化をめざすあげく、世界を全体として知る衝動を弱めたという事情もあろう。また西洋哲学は科学を含む近代文明の母となったことから、一方では反近代主義の思想や宗教の反感を買い、他方では嫡子たる科学の親殺しに脅かされている。現に尖端(せんたん)の脳科学は、自我やロゴスといった哲学の中心主題について、それらがニューロンの反応にすぎない可能性を示唆している。
(創元社・2625円) ◇哲学的視点で捉える精神医学の現場 アメリカはいざ知らず、ヨーロッパでは、哲学、のみならず、学問の世界で一般に、古典語としてのギリシャ語とラテン語、そしてヨーロッパの主要言語(英・独・仏)に堪能であることは、学者としての基本的な素養であったし、現在でもあまり事情は変わらない。ドイツ語圏のギムナジウム(大学への入学資格を与える中等教育機関)は、確かに近来一部の理工系で古典語の必修を外すようになったが、大学院入試でさえ、英語の試験しか課さず、しかもアメリカ式の標準語学テストでとった点数の提出で代行するところが多い日本の現状には、強い危機感を持つ。 こんなことを書いたのも、著者が、現代日本には希(まれ)になってしまった、ヨーロッパ学界の基礎資格を充分に備えた研究者であることに、本書でも強く印象付けられるからである。「哲学」という学問の源が古代ギリシャにあることは、誰もが首
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