などのアプリにより、今ではスタンプや絵文字だけでコミュニケーションすることも珍しくない。むしろ、絵だけで会話できた方がカッコいい。 これは最近の出来事のようだが、紀元前3500年前にのアボリジニは、同じように絵文字だけでコミュニケーションできたと言われている。彼らの文化には『読み』『書き』の文字がない。だからこそ、絵文字は彼らにとってコミュニケーションを取るための大事な手段だったのだ。 生き抜くための知恵や情報・神話・ルールなどを彼らは“絵文字”という手段を使って後世にも残してきたのだ。この世に現存する文化の中で、最も古いもののひとつとされるアボリジニ文化の絵文字は、中央オーストラリアに見られる「ドット・ペインティング(点画法)」と、トップ・エンド(北部)の代表的画法「レントゲン画法(後述)」のようにエリアによってその特徴が異なるものの人類のコミュニケーション方法の原型とも言える。 例えば