サマリー ここではディープラーニングによる映像解析を使った交通量調査システムを開発するにあたり、そもそも高額なGPUボード買えないため安いGPUをさらにケチって使い、4台のカメラ映像を同時に映像解析する方法を考えて苦労した話を紹介しています。「GPUがないなら、Teslaを買えばいいのよ?」というアントワネット思考な方は読まずにお帰りください。内容は以下の通りです。 ・なぜGPU費用の節約を考える必要があるのか? ・ケチ作戦1:1枚のGPUボードで複数の映像を処理させよう⇒大失敗(10/5追記:大成功) ・ケチ作戦2:4台のカメラ映像を同時に解析させてみよう⇒成功 ・苦労した点その1:車線の判別とログの分離 ・苦労した点その2:速度と車間距離の算出 ・処理速度とか解析精度とか雑感 ・まとめ トップ画像とサンプルムービーについて トップ画像は以下のサンプルムービーのスクリーンショットです。4