KNNポール神田です。 ソフトバンクのライドシェア事業に対する影響力が急拡大している。いや、最大のライバルであるUBERもソフトバンクの影響下になるからだ…。 米ウーバー・テクノロジーズのトラビス・カラニック前最高経営責任者(CEO)は、保有するウーバー株のうち約29%を売却する計画だ。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。 ウーバーの複数の株主は、ソフトバンクグループ率いる投資家グループに同社の価値を480億ドル(約5兆4100億円)と評価する条件で、持ち分のかなりの部分を売却することで合意している。同関係者によれば、この取引でカラニック氏は約14億ドルを手にする見込み。ウーバー株を10%保有する共同創業者のカラニック氏は、持ち分の最大半分を売ることを提案していたが、ウーバーと買い手の合意に盛り込まれた制限のため、売却規模の縮小を余儀なくされたという。 出典:ウーバー創業者カラニック氏