国民民主党の玉木雄一郎代表は8日、衆院会派「社会保障を立て直す国民会議」(社保)代表の野田佳彦前首相と国会内で会談し、統一会派結成を視野に連携強化を呼びかけた。野田氏は態度を鮮明にせず、引き続き協議する。 玉木氏は自由党との統一会派結成と合流に向けた経緯を説明し、「野党がまとまることを念頭にコミュ…
人気演芸番組「笑点」で長く親しまれた落語家で落語芸術協会会長の桂歌丸(かつら・うたまる、本名・椎名巌=しいな・いわお)さんが2日午前11時43分、死去した。81歳。 1951年、15歳で五代目古今亭今輔に入門し前座名今児(いまじ)を名乗った。2年半ほど落語界から遠ざかったが、61年兄弟子の桂米丸門下に移り米坊として出直し。64年歌丸と改名し、68年に真打ち昇進した。 66年に始まった日曜夕方放送の「笑点」では、一時降板したが、当初からのレギュラーメンバー。三遊亭小円遊さん(80年死去)や三遊亭楽太郎(現六代目円楽)さんとの掛け合いが、茶の間の人気を呼んだ。2006年には五代目円楽さん(09年死去)に代わって5代目の司会者を16年まで務め、高視聴率番組の安定した人気をけん引した。
学校法人「森友学園」への国有地売却に関する決裁文書が書き換えられていたとされる疑惑で、書き換えに財務省や近畿財務局の複数の職員が関与していたことが11日、財務省の調査で明らかになった。書き換え前の文書に複数の政治家の名前があることも判明。財務省は12日、国会に対し調査内容を報告する。 財務省は、今月2日に朝日新聞が書き換え疑惑を報道して以降、国有財産管理を担当する理財局や、売却を担当した近畿財務局の職員ら20人以上に聞き取り調査した。その結果、複数の職員が書き換えに関わっていたことが判明した。 決裁文書の書き換え疑惑を巡っては、森友学園への国有地売却問題が発覚した昨年2月に理財局長だった佐川宣寿前国税庁長官が9日、「国会審議に混乱を招いた」などとして辞職。麻生太郎財務相は「国有財産行政への信頼を損なった」として、佐川氏を減給の懲戒処分とした。佐川氏は当時、売却の経緯を説明する責任者だったた
スピードスケート女子マススタートで金メダルを獲得し、日の丸を手に喜ぶ高木菜那=江陵オーバルで2018年2月24日、佐々木順一撮影 平昌冬季五輪第16日の24日、スピードスケート女子マススタート決勝で高木菜那(日本電産サンキョー)が金メダルを獲得した。 16周のペース配分が重要になるマススタートで、終盤にスパートをかけるスプリント勝負になることは高木菜にとって予想通りだった。そのためには、体力を蓄えていくことも必要。役立ったのは、今大会で金メダルを獲得した団体追い抜きで培った、隊列で滑る意識だ。前を行く選手を「盾」にして、風圧を受けないように決して横にずれない--。…
「Lucky Pete’s Cafe and Bar」「お土産 藤屋」「bamboo coffee bar」--。冬季を中心に外国人観光客が多く訪れる長野・白馬駅前では、横文字の看板と漢字の看板が自然に並ぶ。近年、観光客だけでなく、外国人の経営する店が増えてきたからだ。外国人経営者たちの参入はどう受け止められているのか。【ガン・クリスティーナ】 県が今年9月に発表した基準地価によると、白馬村の商業地の下落率は2.5%。県全体が25年連続下落だったため、白馬村も下落したが、下落率は昨年より0.9ポイント縮小した。不動産鑑定士の畔上豊さんは「外国人経営者の参入が増えているから」と説明する。昨年、村に宿泊した外国人の数は10万4226人に上ったが、その観光客を狙った宿泊施設や旅行会社を経営する外国人が増えている。
東京都の小池百合子知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」に所属し、昨年7月の都知事選から小池氏を支援してきた音喜多駿(おときた・しゅん)、上田令子両都議が離党を検討していることが3日、関係者への取材で分かった。国政政党「希望の党」代表に就任した小池氏の政治姿勢などに反発する動きで、5日にも離党届を提出する方向で調整しているという。小池氏に対する造反行動は、衆院選にも影響を与える可能性がある。【円谷美晶】 関係者によると、両都議は「東京大改革」を掲げて当選した小池氏が国政政党を設立したことや、9月に荒木千陽(ちはる)都議を代表に選出した際、所属議員に諮らずに小池氏を含む執行部3人だけで決定したことなどを問題視。「小池氏の政治姿勢や都民ファーストの会の方向性、運営体制に疑問があり、これ以上は一緒にできない」などと説明しているという。音喜多氏は、荒木氏の代表就任が報告された議員総会
東京都の小池百合子知事が25日、国政新党「希望の党」結成を発表し、自ら代表に就任したことで、選挙の構図が激変する可能性が出てきた。小池氏は政権批判にかじを切り、自民、民進両党に揺さぶりをかけている。 小池氏は記者会見で、安倍晋三首相の解散方針を批判する一方、民進党に対しては「党丸ごとというより、政策に同意してもらえるかだ」と個別参加を呼びかけた。新党が描く「非自民・非民進」(若狭勝衆院議員)のスタンスが浮かび上がった形だ。 首相は25日の記者会見で「希望というのは良い響きだ。フェアに戦いたい」とエールを送ったが、自民党には警戒感が広がる。二階俊博幹事長は25日、小池氏が新党代表に就くことが次期衆院選へ与える影響について「大いにあるだろう」と厳しい表情で語った。森山裕国対委員長は自民党を離党した小池氏を念頭に「途中で主義主張の変わる政党や、新しい政党を作ることは軽々しくしてはいけないことだ」
記者会見で臨時国会冒頭に衆院を解散する意向を表明する安倍晋三首相=首相官邸で25日午後6時1分、川田雅浩撮影 安倍晋三首相は25日午後6時から首相官邸で記者会見し、28日に召集される臨時国会の冒頭で衆院を解散する意向を表明した。「生産性革命」と「人づくり革命」を挙げ、2019年10月に予定される消費税率10%への引き上げを前提に「使い道を思い切って変えたい」と強調。今回の解散を「国難突破解散だ」と述べた。自民、公明両党で過半数(233議席)を勝敗ラインに設定した。 首相は「税に関わる重大な変更は、国民に信を問わなければならない」と説明。自民党は衆院選で、消費増税分の使途を変更し、国の借金の返済から幼児教育無償化などに振り向ける「全世代型」の社会保障制度を訴える。しかし、財政健全化が遠のく可能性があり、与野党論戦の焦点になりそうだ。
民進党臨時大会で新代表に決まり、蓮舫代表(左)、枝野幸男前幹事長(右)とともに手を挙げて議員たちの拍手に応える前原誠司元外相(中央)=東京都港区で2017年9月1日午後2時27分、川田雅浩撮影 民進党は1日午後、東京都内で臨時党大会を開き、新代表に前原誠司元外相(55)を選出した。任期は2019年9月まで。前原氏は国会議員と国政選挙の公認候補予定者の票で250ポイントを獲得。地方議員と党員・サポーターの252ポイントを加え計502ポイントとなり、総計851ポイントの過半数を制した。枝野幸男前幹事長(53)は計332ポイントだった。 大会に先立ち、前原氏は会場のホテルで記者団に「自分の思いを(投票直前の)演説に込め、天命を待つ、そういう気持ちだ。新たな社会をみんなで作る一体感や使命感のある党にしたい」と意気込みを語った。枝野氏もホテルで記者団に「総力で党を立て直したい。今日が反転攻勢スタート
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