先日、娘から漢字ノートが使い終わったので買ってきてほしいと頼まれたため、、私は昔ながらの文具店で84字の漢字ノートを購入した。 今朝、娘がその漢字ノートに名前を書いてほしいと頼んできた。「自分でも書けるけど、上手く書けないからできるだけ上手に書いて欲しい」と娘は言った。 私は引出しにあったマッキーケア極細を取り出した。久しく使っていなかったマッキーケア極細であったため、インクが出るか一瞬、不安になった。 「ちょっと、こっちにきてよ」 私は近くにいた息子に声をかけた。息子は「なに?」と言いながら近づいてきた。 「手をパッと開いてみてよ。パッと!」 私は自分の手の甲を天井へ向けた状態で、これでもか!ってぐらいに開いてみせた。息子は同じように手のひらを開いてみせた。それを確認すると、私は手に持っていたマッキーケア極細を息子の手の甲に近づけた。 「わっ、何するの!」 「キミは今日、ほくろがひとつ増