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ブックマーク / sunanotori.hatenadiary.org (2)

  • ■ - SANDBIRD

    ひきこもりをスーパーボールに喩えようと思ったが、 あんまり楽しくなさそうなので止めとく。 気が向けば書くかもしれない。 そうしたらブクマされたりコメントされたりdisられたりするのだろう。 めんどくさいなぁ。 ネットには「言いっぱなし」がないのが辛いところだ。 どんな文章でも誰かが読むし、 読んだ誰かは何らかの反応を残していく。 その反応を止める権限は、俺にはない。 反応がいらないならリアルチラシの裏に書け、ということになる。 ネットに穴があればいいのに。 みんながその穴に言葉を囁く。 しなもんの耳はロバの耳。 じぇいこんの穴はやおい穴。 その声を誰かが聞いている。 誰かが話しているときは静かに聞きましょう。 意見を求められたときだけ意見を述べましょう。 というルール。 要らないな。

    ■ - SANDBIRD
  • 『見下ろす少女、見上げる少年』 - SANDBIRD

    校舎裏に呼び出されたと思ったら、やはり告白だった。 泣いて走り去る後ろ姿を見送って、軽く溜息をついたときに。 「ねえ!」 空から声が降ってきた。 見上げる。 青い空と、入道雲と、陽光を反射する純白のセーラー服。 屋上の手すりから、誰かが身を乗り出していた。 「きみ、告白されてたね」 響きの良いその声には聞き覚えがあった。 同じクラスの……、なんていったっけな。 「ずっと見てたんだよ」 告白されたところなんて、見られて嬉しいものでもない。 ――クラスメイトには黙っといてもらえないかな。 そう言うつもりで口を開いて、 「私、ここから飛び降りるつもりだったの」 出しかけた言葉を思わず呑み込んだ。 ここからって、そこ屋上ですよ。 「けど、やり残したこと思い出しちゃった」 彼女の声は弾んでいた。 「私ね、きみのこと、ずっと見てたんだよ!」 第三回萌理賞 非投稿作品 テーマ:「上/下/同級生」 350

    『見下ろす少女、見上げる少年』 - SANDBIRD
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