「千夜千冊」にまつわる人々をインタビューし、千夜について、本について、読書について語ってもらう「Senya PEOPLE」。今回のインタビューは作家・編集者の池澤夏樹さんです。「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」『日本語のために』では千夜千冊554夜『五十音図の話』(馬渕和夫)を収録いただいています。前半は『日本語のために』の編集プロセスを中心に、日本語の問題について語っていただきました。池澤さんの編集のヒミツが明かされます。 ▽池澤夏樹(いけざわ・なつき) 1945年、北海道生まれ。埼玉大学理工学部物理学科中退。1988年『スティル・ライフ』で芥川賞を、1992年『母なる自然のおっぱい』で読売文学賞を、1993年『マシアス・ギリの失脚』で谷崎賞を、2000年『花を運ぶ妹』で毎日出版文化賞を、2010年「池澤夏樹=個人編集 世界文学全集」で再び毎日出版文化賞を受賞するなど受賞多数。その他の