ソフトウェア開発グループあるいはソフトウェア開発組織の開発スピードが遅いとか速いとはか、何を基準に判断するのでしょうか。 人が単純な作業を行わずに、自動化できる部分を徹底的に自動化した場合、残っている部分が本当の意味では、その組織での開発スピードです。 たとえば、システム全体のビルド作業を手作業で週に一回行っており、開発メンバーは、単体テストも書かずに、高残業をしながら一週間に多くの機能を実装したと報告する開発を考えてみます。もちろん、他のモジュールとのビルドもしていないし、ビルドするのは翌週の月曜日ということになります。これは、80/90年代によく行われた開発スタイルです。 一方で、Jenkinsを使用しながら継続的インテグレーションを行い、自動実行される単体テスト・システムテストを作成しながら、システム全体の機能のデグレードや副作用が起きていないかを常に検証しながら、開発メンバーがあま
![開発スピードが遅い?速い?:柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata):So-netブログ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/91294c5e7d5927632be882106d59f6c861902287/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fblog.ss-blog.jp%2F_common%2Fimg%2Fsonet_logo_l.png)