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ブックマーク / yshigeru.blogspot.com (2)

  • LispでOSを書く

    (このエントリは、Lisp Advent Calendar 2012 の22日目である) ELIS復活祭のとき、ELISのTCP/IPプロトコルスタックを書いたという方とお話する機会があった。ELISのプロトコルスタックはもちろんLispで書かれていた。その方がおっしゃるには、「C言語はよい。BSDからソースコードを持ってくればいいのだから。しかし、Lispで書かれたプロトコルスタックなどなかった。自分で書くしかなかった」ということだった。それにしても、LispでOSを書くというのは、いったいどんな感じなのだろう? OS記述言語としてのLisp UnixがCで書かれて以来、OSは、伝統的にCとその派生言語で書かれることになった。BSDやLinuxを含むUnix-likeなシステムはもちろんCで書かれている。Windows NTはC++を使っている。BeOSもC++で書いたし、MacOS X

  • 若いエンジニアへ

    エンジニアなら誰でも突貫工事に喜びを見出した経験がある。深夜2時の夜を共にした同僚のことは、その職業人生を通じて忘れることはない。しかし、そこにいかなるドラマがあろうとも、突貫工事は例外である。これを常態としてはならない。 メーカーの組込みプログラマとしてエンジニアのキャリアをスタートした私は、「よい製品はよいプロセスから生まれる」ことを頭に叩きこまれた。素晴らしい製品を生み出す工場は静かである。常に誰かが大声で叫んでいるような工場には明らかにプロセス上の問題が認められ、素晴らしい製品を生むことは決してない。 物のエンジニアは突貫工事を好まない。突貫工事とはプロセス上の誤りであり、つまり誰かが大声で叫ばなければならないということだからである。エンジニア仕事は計画され、コントロールされたものでなければならない。 長時間労働によって成果を生み出そうとすることも、やはり例外としなければなら

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