2012年5月4日のブックマーク (2件)

  • さよなら、僕が知っていたイーサネット

    20年ほど前にイーサネットを学び始めた頃、イーサネットの2つの大きな特徴を教わりました。1つは、イーサネットでは複数のノードがケーブルを共有しているため、信号の衝突(コリジョン)が発生すること。もう1つはネットワーク構造には決してループとなる部分があってはならない、ということです。 しかしこの2つの特徴は、イーサネットの進化とともに消え去ろうとしています。イーサネットは僕の知っている昔の姿から大きく変わろうとしているのです。 コリジョンはなくなった イーサネットの大きな特徴の1つが、CSMA/CD(キャリアセンスマルチプルアクセス/コリジョンデテクト)です。ネットワークに複数の機器が接続されている場合、同時に通信を開始するとネットワーク上で信号が衝突するコリジョンが発生、コリジョンの発生が検出された場合には、それぞれの機器はランダムな時間だけ待って再送する、という仕組みです。 これによりイ

    さよなら、僕が知っていたイーサネット
  • Software-Defined Networkで、ネットワーク構成をプログラマが作り込む時代がやってくる

    Software-Defined Networkで、ネットワーク構成をプログラマが作り込む時代がやってくる この記事は、日経SYSTEMS 4月号から始まった連載「新野淳一の技術インパクト」の第1回のオリジナル原稿です。雑誌には編集済みの記事が掲載されていますが、Publickeyでは編集部との合意を得て、雑誌発行から一定期間後にオリジナル原稿をPublickeyに掲載します。 クラウドの登場で、「サーバを調達する」という意味が大きく変わろうとしていることは、多くのプログラマが感じ始めていることだろう。 クラウド以前、「サーバを調達する」とは、物理的にサーバを発注して納品してもらい、設置することだった。調達しようと思い立ってから実際にサーバが使えるようになるまでに、複数の関係者が関わって何週間もかかることも覚悟しなければならない。 しかしクラウドの時代の「サーバを調達する」とは、必要なメモ

    Software-Defined Networkで、ネットワーク構成をプログラマが作り込む時代がやってくる