新年あけましておめでとうございます。 2014年はICT業界にとって一体どんな一年になるでしょうか。 私にとって一番関心が高いのは、もちろんSDNの普及が今年どれだけ進むのか、に尽きます。実は2013年はSDN元年になると言われていました。それは、IDC社が2012年末に発行した「ICT産業に関する2013年の予測レポート」がベースになっていました。このレポートで、2013年はSDNが大々的な宣伝段階から現実のものへと移行し、ネットワーク仮想化、OpenFlow、SDNアプリケーションにとっての最初の1年となる、とされていたのです。 実際、ソフトウェア/ハードウェアメーカ各社の提供するプロダクトを見ると、確実にSDNの考え方で制御可能なネットワーク領域が広がってきていることが解ります。一昨年までは、OpenFlow対応スイッチはデータセンターのコアに使われる製品が主流でしたが、昨年は光伝送