Flexeraの「State of the Cloud 2020」(2020年のクラウドの状況)によると、Microsoft AzureとAmazon Web Services(AWS)、Google Cloudが顧客の奪い合いを繰り広げ、普及率をさらに伸ばすなか、大企業の93%が複数のプロバイダーを利用するマルチクラウド戦略に賭けているという。 同レポートでは、プロバイダーによるロックインを避けるために企業がさまざまなクラウドを併用しようとしているなか、マルチクラウドがいかにアーキテクチャーの主要な選択肢になりつつあるかが浮き彫りにされている。Flexeraは、大企業554社と中小企業196社の回答者750人を対象に調査を実施した。これら回答者のうちの53%が複数のパブリッククラウド、プライベート裏ウドを活用しているユーザーだったという。 パブリッククラウドプロバイダーに関しては、AWS