ディレクション業務は対応範囲が広く、会社によって作業内容や方針が異なる。それもあってか、「ディレクターの教育は難しい」と言われることが多いように思う。 私自身、10年以上ディレクターとして働いているが、誰かにディレクションについて教わったわけではなく、実際の仕事やセミナーへの参加、他社のディレクターとの交流などを通して理解を深めてきた。 Twitterでフォローしているディレクターさんも、比較的独学で学んできた人が多い印象だ。 一方で、そのような教育の仕方、学び方だと精神論に頼りがちになってしまう。 今後、経験が浅いディレクターを教育するにあたっては、実際に仕事を通して学んでもらうだけでなく、体系化された教えが必要になる。そのためには以下のような点が必要だと思う。 1.汎用的な仕組みを作って業務を属人化させない ベイジには、プロジェクト開始から公開後のフォローまでを約140のタスクに分解し