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ブックマーク / mojix.org (14)

  • 長い文を見ると、短くしたくなる - モジログ

    元日のエントリに書いたが、今年の私のテーマは「短い文」である。 これをテーマに決めた効果はてきめんで、これ以降、私は文の長さにかなり意識的になった。このブログを書くときも、できるだけ長い文にならないように気をつけているが、他人の文を見ても、長い文は気になるようになった。 スウィフト『ガリヴァ旅行記』(新潮文庫)の裏表紙に、こんな解説文が書いてある。 <スウィフトの諷刺は、一点の感傷も交えない骨を刺す体のものであり、直接の対象は当時のイギリス社会の具体的事件や風俗であるが、それらは常に人間性一般への諷刺にまで高められており、そこに彼の作品の永遠性、普遍性がある>。 きちんとした文章だが、これで一文というのは長すぎると思う。いまの私は、こういう長い文を見かけると、どうも気になるのだ。 これを普通くらいの長さにするなら、例えばこんな感じだろうか。 バージョン1(普通の長さの文に): <スウィフト

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    ryokujya 2011/03/17
  • 社員の副業はどんどん認めたほうがいい - モジログ

    ドキュメントツールSphinxの普及活動などで知られる渋川よしきさんが、ホンダからDeNAに転職したとのこと。 渋日記@shibu.jp - ホンダを辞めて、DeNAに転職しました http://blog.shibu.jp/article/43616649.html <昨年の12月末で技術研究所を退職し、1月付けでDeNAに転職しました。ホンダが嫌いでやめたわけではなく、自分のキャリアプランや夢と合わなかったのと、DeNAであれば自分の力をもっと生かせるんじゃないか、と思ったからです。。> ITエンジニア転職なんて日常茶飯事だし、特に渋川さんのように優秀であれば引く手あまただろうから、転職自体は特に驚くべきことではない。 どちらかといえば、渋川さんがいままでずっとホンダにいつづけたことのほうが、私にはむしろ驚きだ。このエントリを読むと、それだけホンダという会社を愛していたことがわかる

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    ryokujya 2011/03/08
  • ウェブは新聞でも、テレビでも、本でもなく、ウェブ自体である - モジログ

    少し前にSimpleBitsで引用されていた、Paul Fordという人の言葉。 Ftrain.com - The Web Is a Customer Service Medium http://www.ftrain.com/wwic.html <..people in the newspaper industry saw the web as a newspaper. People in TV saw the web as TV, and people in book publishing saw it as a weird kind of potential book. But the web is not just some kind of magic all-absorbing meta-medium. It's its own thing.> (大意:新聞業界の人間は、ウェブは新

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    ryokujya 2011/03/08
  • ブログを使ったQ&Aサービス案 - モジログ

    最近はQ&Aサービスがいろいろ出てきている。 Q&Aサービスというのはたいてい、何か質問を投稿して、それに回答がぶらさがっていく、という形式になっている。この普通の方式は、質問と回答が一箇所にまとまっている、という意味ではいいかもしれない。しかし、質問も回答も同じサイトの中にあり、同じ形式で表示されているので、質問者や回答者の個性が出にくいところがある。 そこで、質問や回答は自分のブログに書いてもらい、それを集約して表示する、というQ&Aサービスがあったら面白いんじゃないかと思う。 質問したい人は、自分のブログに、自分の知りたいことについて質問を書く。例えばこんな感じ。 「信託銀行の業務について知りたい。通常の銀行とどう違うのか」 「マンション購入を考えているが、マンションデベロッパーから見た、これから有望だと思うエリアを教えてほしい」 「YouTubeなどで見れる、昔の日のCM動画をま

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    ryokujya 2011/02/28
  • もしも「カレー無料法」ができたら - モジログ

    もしも「カレー無料法」ができたら、何が起きるだろうか。 「カレー無料法」は、「お金のない人にも、せめてカレーくらいべさせてあげよう」という趣旨の法律。メニューにカレーのある飲店は、カレーだけは無料にしなければいけない、というもの。 もしこんな法律ができたら、まずカレーチェーンは商売にならないので、消滅するだろう。そして、牛丼チェーンやファミレス、定屋などでカレーを出している店も、カレーはメニューから消えるだろう。 こうして、カレーを出す店はなくなってしまう。これまで普通にカレーべていた人も、カレーべられなくなるのだ。 どうしてもカレーべたい人は、違法の「裏カレー」を出している店に行く。「裏カレー」は1万円くらいするが、店側も違法を承知でやっていて、摘発されるリスクがあるので、高額になっている。 そのうち、「なんで普通にカレーべられないんだ!」という国民の声が強まって、

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    ryokujya 2011/02/27
  • 伝わる文章の書きかた 結果を先に、「いいわけ」は最後に - モジログ

    金田一春彦の『日語教室』(ちくま学芸文庫、1998年)というがある。全体としては、日語の文法や語彙について語ったで、語り口は平易だが、内容は専門的である。 しかし最後に「話しかた・書きかた」という章があり、これがまるでビジネス書のようにくだけた内容になっていて、実用的で面白い。この中にある「題材の並べかた」という節から、ひとつ紹介したい。 松坂忠則『新しい文章実務』(春秋社)というから引くかたちで、伝わらない文章と、伝わる文章の違いを例で説明している。まず、伝わらない文章はこう。 <かねて御注文をいただいていました扇風機五〇〇個は、今日ようやく製品がそろいましたので、さっそく発送いたしたく存じましたところ、あいにく当社のトラックが故障を生じ、他の運送業者も折あしく車がふさがっていますので、よんどころなく、取りあえず当社のオート三輪車をもって一五〇個だけ、今晩六時発貨車便に荷積みい

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    ryokujya 2011/02/27
  • 店員の「機敏な動き」 - モジログ

    以前読んだマーケティング関連ので、店員の「機敏な動き」について書かれていた。 例えば服の売り場であれば、客からやや離れた位置で、商品の服をたたんだりする。これが、店員の「機敏な動き」だと言うのだ。 店員は、あまり客に近づきすぎてもいけない。「何をお探しですか?」などとやると、客は引いてしまう。 しかし、近くに店員がぜんぜんいない、というのもよくない。何か質問したいとき、困るからだ。 よって店員は、客からやや離れた位置にいるのがいいわけだ。 しかし、客からやや離れた位置にいて、ただ突っ立っているのもヘンだ。離れて立っていても、もし客のほうを見ていたりすれば、客は見られているというプレッシャーを感じる。 よって、客の視界に入る程度のやや離れた位置で、客のほうは見ずに、商品の服をたたんだり、「機敏な動き」をしているのがいい、というのだ。 これには「なるほど」と思わされた。これはもう心理学である

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    ryokujya 2011/02/19
  • 週休3日制による内需拡大案 水曜が休みになったら何をする? - モジログ

    公務員を週休3日制にして、給料を2割下げるのはどうか」というエントリを先日書いたが、公務員に限らず、週休3日制というのは面白いテーマだと思う。 RIETI : 岩真行 - 「週休3日制」導入による経済・社会変革を(2010年1月26日) http://www.rieti.go.jp/jp/columns/a01_0277.html <週休2日制が導入されてから15年余りが経過した今、改めて週休日数の増加を検討すべき時期にきているのではないか。こうした問題意識に基づき、稿では、経済および社会に変革をもたらすと考えられる「週休3日制」の導入について議論したい>。 1年ほど前に岩真行氏によって書かれた記事。「経済のサービス化」「可処分時間の拡大」「ワーク・ライフ・バランス」といったキーワードを使って、週休3日制のメリットが手短にまとめられている。 以下、この記事からいくつか抜粋してみよう

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    ryokujya 2011/02/14
  • 「パナーキー(Panarchy)」 複数の政府が共存し、自分が属する政府をかんたんに変更できる - モジログ

    ウィキペディア - パナーキズム http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91.. <パナーキズム(Panarchism)とは、個人が移民や転居を伴わずにその所属する政府を自由に選択・変更することが出来る権利を主張する政治哲学である>。 <パナーキーという用語はベルギーの経済学者en:Paul Émile de Puydtの論文『Panarchy』(1860)で初めてこの意味で使用された。de Puydtは経済学におけるレッセ・フェールの思想を政治の分野に適用すれば、あらゆる種類の異なる複数の政府が平和的に共存できることを説いた>。 「パナーキー」とは、複数の政府が共存し、自分が属する政府をかんたんに変更できるような統治形態のことらしい。「パナーキズム」とは、それを是とする思想のようだ。 この考え方は、リバタリアニズムに共感している人にとっては、ごく自然なも

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    ryokujya 2011/02/11
  • 旭川買物公園 日本初の歩行者天国 - モジログ

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    ryokujya 2011/02/07
  • 世代間格差や「老害」が問題であっても、「老人の権利を制限する」ことで解決しようという発想はおかしい - モジログ

    Togetter - ある一定以上の年齢になった人の権利は制限すべきなのか http://togetter.com/li/79367 <若い世代のメディアの変化は激しい。全体の変化がゆるやかに見えるのは、老人がなかなか死なないから。これが日の変化を阻んでいる根原因。彼らに早く死んでもらうわけにはいかないが、意思決定の権限は剥奪すべき>(2010-12-15 15:39:13) という池田信夫(ikedanob)氏の発言をきっかけに、 <年齢だけで権限を剥奪されるなんてのは人種差別と同じ。あなたより冴えた老人は山ほどいるはず。RT @Shinskys ある年齢以降になったら(年金受給が目安?)公的な職に就くとか、“公的な権限は剥奪”した方がいいとは思う。そうしないと日は変わらない>(2010-12-15 16:26:46) という磯崎哲也(isologue)氏の意見が出るなどして、「老

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    ryokujya 2010/12/16
  • 経済の本質は「お金」でなく「物々交換」で考えたほうがわかりやすい - モジログ

    経済の質は、「お金」でなく「物々交換」で考えたほうが、むしろわかりやすいと思う。 経済活動とはつまるところ「価値の生産」であり、「お金」というのはその交換を媒介したり、保存するためのものに過ぎない。 その人が「経済活動」をしているかどうか、「価値の生産」をしているかどうかは、他の人が欲しがるようなモノやサービスを、その人が生み出しているかどうかでわかる。 人間が生きていくには、衣住をはじめ、さまざまなものが必要だ。普通、これをすべて自前で調達することはできないので、他の人から調達することになる。よって、恵んでもらったり、強奪するのでなければ、すべてのものを「交換」によって調達するしかない。これが「物々交換」であり、これは通常、互いに納得のうえで、だいたい価値が等しいと思われるものを出し合うというものだろう。 「タダメシ(フリーランチ)はない」という経済の鉄則は、もっとも原始的な経済とも

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    ryokujya 2010/12/07
  • JACOBS BY MARC JACOBS FOR MARC BY MARC JACOBS - モジログ

    reddit pics - So... I don't know who made this bag I just bought (i.imgur.com) http://www.reddit.com/r/pics/comments/e9i3c/so.. JACOBS BY MARC JACOBS FOR MARC BY MARC JACOBS IN COLLABORATION WITH MARC JACOBS FOR MARC BY MARC JACOBS ネタ元: The Daily What - Yo Dawg of the Day: Christopher Nolan’s Marc Jacobseption. http://thedailywh.at/post/1640111284/yo-dawg-of-the-day-christopher-nolans-marc

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    ryokujya 2010/11/28
  • 自転車の事故が増えたのはなぜか マナーで解決する問題ではない - モジログ

    asahi.com - マナー守られぬ自転車 歩行者と事故、10年で3.7倍(2010年11月22日7時1分) http://www.asahi.com/national/update/1121/TKY201011210418.html 車道を鉄さくで仕切り自転車専用道を確保した国道14号=東京都江東区亀戸6丁目、竹谷俊之撮影 <歩行者を巻き込む自転車の事故が絶えない。昨年は全国で2934件。10年間で約3.7倍に増えた。自転車は幅広い年齢層が愛用するが、マナーが守られているとは言い難い。「エコブーム」で自転車人気はさらに広がるが、万一に備えた保険の加入率は上がらず、専用レーンなどの整備も進んでいない>。 <警察庁によると、自転車と歩行者の事故は1999年は801件だったが、翌年に1827件に急増。最近は2千件台の後半で推移している。 交通事故全体は減る傾向だが、自転車事故は2009年に1

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    ryokujya 2010/11/23
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