この記事には独自研究が含まれているおそれがあります。問題箇所を検証し出典を追加して、記事の改善にご協力ください。議論はノートを参照してください。(2009年3月) 陸軍悪玉論(りくぐんあくだまろん)とは、大日本帝国陸軍に第二次世界大戦にかけての日本の軍国主義化、日中戦争(支那事変)の拡大、国際政治における孤立、および太平洋戦争(大東亜戦争)の開戦と敗戦の全責任があるという主張。これに関連して大日本帝国海軍が歯止めとなり、太平洋戦争開戦についても消極的であったとする見方の海軍善玉論(かいぐんぜんだまろん)も主張される。 概要[編集] 日本の敗戦直後から、「陸軍は満州事変や支那事変(日中戦争)を引き起こし、また昭和の軍国主義政治は陸軍の軍閥によるものである」という主張があり、長らく旧日本軍や日本近代史を論ずるに当たって人々の間で有名であった風潮である。 しかし、戦後しばらく通説的であった陸軍悪