可視化法案 提出見送りへ 6月17日 15時23分 千葉法務大臣は、容疑者に対する取り調べをすべて録音・録画する「可視化」法案について、来年の通常国会への提出も見送る考えを示しました。 「可視化」の実現を目指している民主党議員連盟の会長川内博史衆議院議員ら3人は、17日、法務省を訪ね千葉法務大臣と会談しました。この中で、川内氏らは「可視化」の実現を求める民主党所属の国会議員287人の署名を千葉法務大臣に手渡したうえで、まずは裁判員裁判の対象事件から全面的に「可視化」することを定めた法案を、速やかに国会に提出するよう求めました。これに対し、千葉法務大臣は「たいへんありがたい提案だが、来年の夏まで1年間かけて法務省内で調査研究を続けていきたい」と述べ、来年の通常国会への「可視化」法案の提出も見送る考えを示しました。会談のあと川内氏は記者団に対し「可視化は国民への約束なので、とにかく早期成立を求