海老原嗣生さんの新著『いっしょうけんめい「働かない」社会をつくる 残業代ゼロとセットで考える本物のエグゼンプション』(PHP新書)をお送りいただきました。ありがとうございます。 このタイトルから、海老原ファンの方は、「ははん、あれか」と思い当たるでしょう。そう、経済産業研究所のスペシャルレポートとして書かれた「日本型雇用の綻びをエグゼンプションで補う試案」を膨らませて一冊の本にしたものです。膨らませたというか、全体的な議論をするために、日本型雇用システムの基本的な議論にまでさかのぼって、その部分的修正の提言のキーストーンとしてのエグゼンプションを提示する本になっています。 労働時間の規制を適用除外とする「エグゼンプション制度」。 雇用の第一人者が「過労死促進法」といわれる制度の内実に迫る一冊。 amazonの内容紹介のこの台詞はいただけませんな。いやいやそんなちんけな本じゃありませんってば
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