南仏ニースで行われた「ジレ・ジョーヌ(黄色いベスト)」運動の最中、頭を打って地面に倒れ込んだジュヌビエーブ・レゲさん(2019年3月23日撮影)。(c)Valery HACHE / AFP 【3月27日 AFP】フランスのエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領が、週末に南部ニース(Nice)で行われた「ジレ・ジョーヌ(黄色いベスト、gilets jaunes)」運動に参加して重傷を負った高齢の女性を批判したことに対し、共感が足りないなどとして非難する声が上がっている。 マクロン氏はこれまでも生活難を訴える一般市民に対し、横柄で軽蔑的な態度を取っているとしてたびたび批判されてきた。 今回、マクロン氏から容赦ない言葉を浴びせられたのは、反グローバリゼーションを訴える団体「アタック(Attac)」の活動家のジュヌビエーブ・レゲ(Genevieve Legay)さん(73)