吉住秀夫・石川県総務部長(45)が、予算査定を巡り、健康福祉部長を「あんた、失礼もいいところでしょうが!」、「どう落とし前をつけるんですか!」などと厳しく叱責していたことが、「週刊文春」が入手した音声記録から分かった。 吉住氏は1999年に一橋大学を卒業し、大蔵省(現財務省)に入省。現在は石川県に出向中で、今年4月、2人の副知事に次ぐナンバー4の総務部長に就任した。 「石川県総務部長は、東京五輪の組織委員会事務総長を務める武藤敏郎元次官も務めたポスト。吉住氏は同期の中でも上位グループで、評価も高く、将来を期待されています」(財務省幹部) “事件”が起こったのは、8月7日午後1時30分。9月の議会で審議する補正予算についての総務部長査定の席だった。 吉住氏は、健康福祉部長に詰め寄り、「財務省主計局の了解なしに首相官邸に説明にいくようなもん。そんな愚かなことをしたところは、予算は悲惨なことにな
![財務省出身 石川県総務部長「どう落とし前をつけるのか」“叱責”音声 | 文春オンライン](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9c8abc7322d69b08f339a178c7b0cff6fb651b78/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fbunshun.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Fb%2F6%2F-%2Fimg_b6999f0bda7cf3761002e014f76db7ea252890.jpg)