豪ニューサウスウェールズ州タリー近くで、農地に迫る火をぬれタオルを使って消そうとする男性(2019年11月14日撮影)。(c)WILLIAM WEST / AFP 【11月17日 AFP】森林火災が猛威を振るっているオーストラリア東部で、栽培している大麻草を守ろうと、森林火災の進行方向にある下草などを焼く「迎え火」を試みて新たな森林火災を起こしたとされる男(51)が、逮捕され、16日に裁判所に出頭した。 オーストラリア東海岸では壊滅的な森林火災が続いており、1週間余りの間に4人が死亡、家屋300軒以上と100万ヘクタール超が焼失した。 警察によると、男はニューサウスウェールズ(New South Wales)州エバー(Ebor)で14日、栽培していた大麻草を守ろうと故意に放火した。森林火災の進行方向にある下草などを焼却する「迎え火」をしようとしたものとみられるが失敗。火がたちまち燃え広がっ