「えっ!平成生まれなんだ!マジかー」と驚きのリアクションをしていたのはつい最近だという感覚だが、平成生まれも30歳。年齢的には立派なオトナである。僕の平成は15歳から45歳までなので、青年時代の始まりから中年期まるごと、の30年だ。橋の下を、たくさんの水が流れた。初めて恋人というものがデキたのが1989年で、今、上の子供が14歳、という。その30年の記憶をザッと3分くらいかけて振り返ってみたが、なんというか結局"フツー"の人生だなあ、という感じだし、時代が終わることに特に感慨もない。とりあえず、それなりに健康で生きてこれたことに感謝だ。僕はもう、ただただジジイになっていくだけだが、我が子たちは、昭和から平成になったときの僕と同じような歳で、これから人生のもっとも"濃い"時期を「令和」時代で過ごしてゆく。令和の日本はどんな社会になっていくんでしょうね。いま僕の目に見えている現在も未来も、セカ