イングランドとスコットランドのサッカークラブの財務担当者らによると、クラブ間の大きな富の格差を埋めるために導入された財務規則は、反対の効果をもたらす恐れがあるという。 イングランドのプレミアリーグと3つのフットボールリーグ、スコットランド・プレミアリーグに所属するクラブの財務担当役員67人を対象に行った調査で、94%の人が大きなクラブと小さなクラブの間の富の格差が拡大していると考えていることが分かった。 イングランド・プレミアリーグでは財務責任者のほぼ80%、フットボールリーグ・チャンピオンシップでは4分の3以上が、格差が広がったと答えた。 クラブが背負える損失の規模に制限を設ける欧州サッカー連盟(UEFA)の「ファイナンシャル・フェアプレー規則(FFP)」は、名門の大手クラブが得る富の割合が高まることを阻止する目的で昨季導入された。 だが、会計事務所BDOの調査では、規則が狙い通りの効果
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