2025年、新たな就労観をもつ「ミレニアル世代」が労働者の半数に。 雇用の概念と働く環境が変わり、仕事の自由度と自律性が飛躍的に高まる。 個人の活動が活発化・多様化することで、さらに人生が豊かになる。 2000年代に成人した「ミレニアル世代」の人たちは、それまでの世代とは異なる就労観をもっている。ミレニアル世代の約半数は現在の勤務先で働き続ける期間を「2年以内」と見込んでおり、自分の選んだキャリアで幹部になることを人生の目標に掲げる人の割合は少ない※1。日本のミレニアル世代以降が労働力人口の半数を超え始める2025年以降は、一つの会社で一生勤めあげる従来型のキャリア志向者は少数派となり、働くことの意味は大きく変わる(図)。 すでにその兆候は表れている。2019年に実施した当社の調査では、正社員の4割以上が副業意向※2をもっていた。副業による活動を含む広義のフリーランサーの数は1,000万人