「グーグルは日本国を拠点としていないから、消費税を払っていないのでは?」という話があります。 それもあり、2014年4月の消費税増税を機に「GoogleAdWords広告を実施する際は、代理店を経由せずGoogleと直接契約を結べば節税になる」という論調を目にするようになりました。 結論からいうと、グーグルが消費税を払っていないのは事実ですが、GoogleAdWords広告実施時に代理店を経由せずグーグル社から直接仕入れても節税にはなりません。 本記事では、業界内でも誤解している人が多い『GoogleAdWordsの消費税』について、税務処理の観点から出来る限りわかりやすく解説致します。 ここに、「売上1万円(日本国内)、費用5,000円(全額が課税対象)」の完売御礼㈱という会社があります。 その完売御礼㈱が、以下のような4パターンでGoogleAdWords広告を出稿する、とします。 ・