住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)は住民のプライバシー権を侵害し違憲だとして、住民が住基ネットからの離脱などを求めた訴訟のうち、4件の判決が6日、最高裁第1小法廷であった。2審で唯一の違憲判断をしていた大阪訴訟の判決で、涌井紀夫裁判長は住基ネットを合憲とする初判断を示し、大阪高裁判決を破棄、住民の請求を退けた。他の3件の判決では、同小法廷は住民側敗訴の2審判決を維持。「住基ネットは合憲」との司法判断が確定した。 判決があったのは(1)大阪(2)千葉(3)愛知(4)石川−の各県の住民が提訴した訴訟。4件の地高裁計8つの判決のうち、(1)の大阪高裁と(4)の金沢地裁は、住基ネットを違憲と判断していた。 一連の訴訟で住民側は「情報漏洩(ろうえい)の危険性がある」「住基ネットを使えば、多様なデータベース中の個人情報を収集・統合するデータマッチングが可能で、プライバシーが丸裸にされる」と主張して
他人名義の保険証を使って携帯電話を入手しようとしたとして、詐欺未遂罪などに問われた女性被告(34)の初公判を19日、東京地裁で傍聴した。感じたのは、性的マイノリティーが生きていくことの困難さだ。 丸刈りの被告は、車イスに乗って入廷した。 起訴状によると、被告は平成19年12月15日、東京都文京区の携帯電話販売店で、他人名義の保険証を使って携帯電話をだまし取ろうとした。 罪状認否で被告は「後で住所変更して支払うつもりだった」と述べたが、起訴事実を認めた。 検察側の冒頭陳述によると、被告は闇の仕事サイトで知り合った中国人から、他人名義の保険証とガス料金の領収書を入手していた。 弁護人「小さいころから活発で明るくて(サッカーの)実業団に入るほどの実力があり、オリンピックも狙えた。そんな被告がなぜ事件を起こしたと思いますか?」 情状証人として証言台に立った被告のいとこの男性は、意外なことを口にした
楽天とサークルKサンクス、書籍/DVD商品のコンビニ引き渡しで提携 楽天とサークルKサンクスは1月7日、オンライン書店「楽天ブックス」の商品を、「サークルK」「サンクス」といったコンビニエンスストア店頭で引き渡し、その場で代金を決済するサービス「楽天ブックス@サークルKサンクス受取便」を2月1日に開始すると発表した。 楽天ブックスで書籍やDVD、CDの注文時に、商品の引き渡し場所としてサークルKとサンクスを指定できるようにする。商品の店舗到着時には電子メールで顧客に通知する。決済方法は現金や電子マネー「Edy」による店頭代金引換のほか、事前のクレジットカード決済なども利用できるようにする。 楽天ブックスでは2007年5月よりファミリーマートと提携し、コンビニを利用した商品引き渡しサービスを始めた。購入金額が少なくても送料が無料になる利点があり、現在は顧客の約23%が注文時にコンビニ受
[ベルリン 7日 ロイター] 女性として生まれながら誤って男性として育てられたドイツ人女性(48)が7日、10代の時に不適当な性転換手術を行ったと外科医を訴えていた裁判で勝訴した。 被告の外科医は1976年、先天性副腎皮質過形成と呼ばれる病気を患っていた原告の子宮と卵巣を手術で切除した。ドイツ西部ケルンの裁判所が下した判決では、被告は原告の肥大した女性器を男性器と見誤ったとしている。原告の女性は、その手術の後に「60%は女性」などと言われ、自暴自棄になったという。 しかし、実際に医師団は原告の体内から男性器を見つけることはなく、原告の染色体は女性であることを示していた。 原告にはこのことは知らされていなかったが、女性はその後に看護師となり、事実を知ったという。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く