2012年3月6日のブックマーク (4件)

  • 「就社」社会の余命 : 池田信夫 blog

    2012年03月06日13:19 カテゴリ 「就社」社会の余命 冷泉彰彦氏のコラムが話題になっているが、このようにレストランの給仕でも職務が細分化されているのは、アメリカだけではなく日以外のすべての国の組織の特徴である。日のように他人の仕事を手伝ったりサービス残業したりする労働者は、中国にも韓国にもいない。これは勤勉革命のたまものだろう。 ただ日でも、戦前の職人は多くの職場を渡り歩く専門職だった。それがなぜ戦後は就社になったのかというのが書のテーマだが、これには諸説ある。経済史でふつう想定するのは戦時体制で年功序列になったとか、戦後の労使紛争を経て熟練労働者を囲い込むために長期雇用が始まったというものだが、書は戦前からの学校の需給調整機能に注目している。 職能別の編成はいいことばかりではなく、排他的な縄張り主義になりやすい。特に職能ごとに労働組合が編成されると、一つの企業に何十

    「就社」社会の余命 : 池田信夫 blog
  • 「PlayStation Vita」から見えるソニーグループの混乱(下) | 新清士の「デジタルと人が夢見る力」 - コミニー[Cominy] / ブログ

    プロフィール 新清士 ジャーナリスト。立命館大学映像学部非常勤講師。1970年生まれ。慶應義塾大学商学部及び環境情報学部卒。著書に、『ゲーム産業の興亡』(アゴラブックス)。 「PlayStation Vita」は優れた面と、その優れたものをトータルでは混乱させる側面を持っている。 スペックは、現時点での生産できる最高のARMチップセットを無理して搭載している。 しかし、VITA OSという独自OSとPlayStation Suiteの両方を搭載。PlayStation Suiteは、Android OS搭載端末及び、PlayStation Vitaで動作する仮想的なプラットフォームだが、実体として、VitaとAndoroid端末という環境の違うハードウェアと、別の概念を持つ環境を並行的かつ持続的に保ち続けなければならないため、二つのOSのメンテナンスを行い続けなければならない状態に近いこと

    ryozinn
    ryozinn 2012/03/06
    ハイスペックだがビジョンがない、という感じなのな。
  • アメリカの外食産業に過労死がない理由とは?

    大前提として客も店も細かいことはゴチャゴチャ言わないし、とりわけ中堅以下の企業化されたファミレス系やファーストフード系に至っては、サービスの水準はかなり低いという問題があるわけです。その点では、日とは全く別世界で比較の対象にはならないのですが、個別の問題では参考になる点もあると考えて箇条書きにしてみました。 (1)役割分担がハッキリしています。例えば、注文を取るのは「サーバー」、最初に接客して客をテーブルに誘導するのは「ディスパッチャー」などという「専任」ですし、料理を運んだり皿を下げる専門の「アシスタント」など接客だけでも細かく分かれています。厨房の中も役割分担が明確です。 (2)職務内容は契約書で明確になっています。ですからコストカットのために、ある仕事を他の人間にカバーさせるなどということは不可能です。また契約に書いてあることは双方が履行しなくてはなりません。野球の井川慶選手がヤン

  • "クールジャパン"はなぜ恥ずかしいのか

    第2回世界メディア芸術コンベンション「想像力の共有地(コモンズ)」が終わった。今回は京都精華大学のジャクリーヌ・ベルント教授に協力を仰ぎ、欧米、韓国、インドネシアからもマンガ・アニメーション関係の研究者を招き、限られた時間にはちょっともったいないくらいの多様な議論が提供された。 前の記事「想像力を共有するとは?」の冒頭でも述べたが、昨年の第1回世界メディア芸術コンベンションは「メディア芸術の地域性と普遍性」というテーマで、その副題には「"クールジャパン"を越えて」とあった。さらに今回の開催趣旨の冒頭にも次のように書いた。「マンガとアニメーションはいわゆる「クールジャパン」の中心的分野とされています。けれども日文化をユニークで卓越したものとして産業的な関心からプロモートする言葉は、ちっとも「クール」ではない。」と。この「世界メディア芸術コンベンション」という国際会議は、国(文化庁)の催しな

    ryozinn
    ryozinn 2012/03/06
    「現在も聞かれる「日本のハイカルチャーは猿まねだが大衆文化やサブカルチャーは創造的である」という見方の根底に、「被支配者の固有芸術文化を過大に評価する」という力学が作用している」