テレビ各局は小沢一郎元幹事長に対する検察審査会の議決のニュースをトップで報じた=4日午後6時すぎ、東京・外神田のオノデン本店(鈴木健児撮影) 東京第5検察審査会の議決公表により、民主党の小沢一郎元幹事長(68)は資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる事件で嫌疑不十分で不起訴処分となった平成16、17年分の虚偽記載容疑について、「起訴すべき」(起訴議決)と判断された。小沢氏は、「裁判の場で無罪を明らかに」とコメントを発表したが、これに対し漫画家の倉田真由美さんは、「裁判で無罪になったとしても『一度、被告になった』というイメージはぬぐえない。小沢一郎氏は今回、とどめを刺されたのに近い」と話した。 今回の議決について元最高裁判事の浜田邦夫弁護士は、「感情的な判断ない。一生懸命、審査している」と評価した。 ■漫画家の倉田真由美さん 「不起訴はおかしいという意見が検察審査会の中で、よほど多かったの