松尾匡さんの新しいホームページに、用語解説として「右翼と左翼」が加わっていたことに気付きました。 http://matsuo-tadasu.ptu.jp/yougo_uyosayo.html 社会科学分析の枠組みとしては極めてすっきりしていることはよく理解できますし、 http://critic3.exblog.jp/8501792/ のような「ちょいとでも中国を批判したら右翼だ」みたいなのを見ると、そういいたくなるのも判りますが、しかしやっぱりそれは無理でしょう(ちなみに、チベット問題で中華人民共和国側の意見を聴くべきだというのはまことにその通りであって、それはいわゆる「歴史問題」で大日本帝国側の言い分を聞くべきだというのと全く同程度に正当ですが)。 松尾さんの枠組みでは、右翼vs反右翼の軸と左翼vs反左翼の軸はお互いに独立であり、この二つの軸で世の中が4つの象限に分けられます。 右翼か