ワインの味が分からない。全く分からない。「ミディアムボディ」「コクがある」「樽がきいている」「コルクの香り」。何一つとして感じることが出来ない。自分の味覚は幼稚園児レベルなのかもしれない ワインの味が分からない私にとって、「ワインリスト」とは正に凶器そのものだ。チリ産?イタリア産? なんでわざわざ産地が書いてあるんだ。まずいぞ 産地による味の違いが分からないことにより、下等生物として扱われるかもしれない お好きなワインを選んで下さいという店員の無言のプレッシャーが刃物のように心臓をエグってくる。こっちはどんなにワインリストを凝視しても、何も分からないのだ。お好きもクソもない。ワインリストの表面に記載されたその字面だけ追っているものの、はっきり言ってアラビア語の学術論文を読まされているのと状況としては何一つ変わらない。助けてくれ 頼むから、ランダムに何か一つ持って来てくれ あの「ワインリスト
「我々の歌は生きている人たちの世界でこそ生きるものなのだ。でも歌は文学とは違う。歌は歌われるべきものであり、読むものではない。」―ボブ・ディラン ノーベル財団は、6月5日にボブ・ディランの記念講演をホームページで音声にて公開したが、およそ27分間に渡るこの講演の中で、「この度のノーベル文学賞の受賞にあたり、自分の歌が一体どう文学と結びつくのか不思議でならなかった。その繋がりについて自分なりに考えてみたので、それを皆さんに述べようと思う」と切り出し、音楽に身を投じる事になったきっかけを「全ての始まりはバディ・ホリーだった」と語り「自分自身で歌を書き始めた際、自分が唯一知っているフォークという表現形態を存分に使った」とも。歌を書いていく中で礎となった3冊の本、メルヴィルの『白鯨』、ルマルクの『西部戦線異常なし』とホメロスの『オデュッセイア』については各書物を深く掘り下げ、「歌の詞は歌う為のもの
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