命にかかわる脅威に直面した状況では、誰がどのような行動をとるべきなのか。地震、竜巻、鳥インフルエンザなどの様々な災害の事例を挙げ、災害時の行動のあり方について、倫理学の観点から論じる。また、政治学の視点から、災害に関する道徳についても検討する。政策決定と倫理学をつなぐ一冊として、防災行政関係者にも参考となる。 【電子書籍あり】 紀伊國屋書店 ペーパーバック版序論 災害倫理の概要 近年の災害 将来に向けた研究と展開 序論 本書の背景 謝辞 序章と各章の概要 災害とは何か? 「災害」の定義 第Ⅰ部および第Ⅱ部と各章の概要 第Ⅰ部 倫理 一章 防災計画──最大数を救うことが最善なのか? 戦争における医療トリアージ 日常のなかで計画を立てることの倫理 災害計画の倫理 最近の鳥インフルエンザ流行に対する計画とその広範な倫理的意味 準備計画と対応計画 最大数を救う 二章 救命ボートの倫理と災害──太っ
![災害の倫理 ナオミ・ザック著 髙橋 隆雄監訳 阪本 真由美訳 北川 夏樹訳](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/1fcff529950612cf118baa266e256c9a2755da99/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww.keisoshobo.co.jp%2Fimages%2Fbook%2F508462.jpg)