自民党と民進党の国会対策委員長が会談し、自民党は、PKO部隊の日報問題をめぐる衆議院安全保障委員会の閉会中審査は、来月3日にも行われる内閣改造のあとに開くべきだとしたうえで、民進党が求める稲田前防衛大臣の出席には応じられないという考えを伝えました。 これに対し、自民党の竹下国会対策委員長は「内閣改造で新たな大臣が決まってから審議を行うべきだ」として、来週以降に開くべきだとしたうえで、稲田前大臣の出席には応じられないという考えを伝えました。 このあと、竹下氏は記者団に対し「稲田氏は辞任という、いちばん重い責任の取り方をしており、辞任した大臣を国会に呼び出すことは、やってはいけない」と述べました。 一方、山井氏は「稲田氏は『日報隠蔽問題』の最大の責任者で、たび重なる虚偽答弁が疑われている。稲田氏をいったんは『国会に出す方向で検討する』と言いながら、今になって出さないのは国民に対する疑惑隠し、『