福岡パルコに入るアパレルブランド左から「トランテアンソンドゥモード」、「アダムエロペ」、「マーキュリーデュオ」。小花柄のマキシ丈ワンピースや花飾りのバッグ、カンカン帽など今夏のトレンドが並ぶ=山上順子撮影 今、女性たちの間で花柄が一大ブームとなっている。ワンピースからバッグまで花をモチーフにした商品が人気だ。高度成長期やバブル期にも流行した花柄。「ファッションは景気動向を映す」とも言われ、服飾専門家の間には「景気回復の兆しでは」との見方も出ている。 福岡パルコ(福岡市中央区)の婦人服売り場は、お花畑さながらだ。淡い色のバラをデザインしたスカートに、小花柄のワンピース、薄手のデニムを色落ちさせたダンガリーシャツなどリラックスムードの服が目立つ。 売り場を訪れた岡純江さん(31)は、小花柄でズボンと上着がつながったコンビネゾンに、淡いデニムのブルゾンを合わせていた。現在妊娠中で「妊婦は、憂鬱に