ベルリン(CNN) アイスランドの火山噴火による火山灰が欧州中部まで広がっている問題で、ドイツ航空当局は25日、首都ベルリンの全空港を一時的に閉鎖すると発表した。 ドイツ当局によれば、対象の空港では同日午前11時以降、全発着便が欠航となる。同国ではすでにハンブルク、ブレーメンの両空港が閉鎖されている。国内全体で少なくとも600便が影響を受ける見通し。当局は一方で、天候が予報通りに経過すれば、午後には閉鎖を解除できるかもしれないと述べた。 欧州の航空管制機関ユーロコントロールによると、火山灰の影響は同日中にポーランド上空にも達する可能性がある。ただ、火山灰の雲は次第に拡散するとみられ、欧州の大部分の空港では通常通りの運航となる見通しだという。 アイスランドの地球物理学者がCNNに語ったところによると、すでに最大規模の噴火は終わっって火山活動は沈静化の方向にあり、今後新たな火山灰が噴き上がる事