Firebirdプロジェクトは12日、プラハで開催された「Firebird Conference」会場において、オープンソースのリレーショナルデータベースシステム(RDBMS)の最新版「Firebird 2.0」をリリースした。対応プラットフォームはWindowsのほか、LinuxなどPOSIX互換のシステム。ライセンスにはMozilla Public License 1.1と同条件のInterBase Public License(IPL)を適用、自由な改変と商業利用が許されるオープンソースソフトウェアとして配布される。 今回のバージョンでは、40bitのレコード番号に対応、30GBのサイズ制限が撤廃されたほか、インデックス長がページサイズまで使用できるよう拡張された。CREATE SEQUENCEやEXECUTE BLOCK、CROSS JOINが使用可能になるなど、構文の拡張も行われ