ブックマーク / ito-mind.com (410)

  • 『書く習慣』書籍紹介と感想

    いしかわゆきさんというライターの『書く習慣』を紹介していきます。 書くという行為のハードルをとことん下げていく、とても読みやすくかつ「じゃあ書いてみようかな」と思わされる内容です。 僕も現にこうやってブログを書き始めてしまっています。 個人的に記憶に残ってる部分をいくつか挙げていきます。 完璧を目指さなくていい ひとつの記事や作品として仕上げる以上、完璧なものを目指そうと思いがちです。 しかしそんな考えを持っていると、ああでもないこうでもないとなって、結局何も書かないまま時間だけが過ぎることも。 そして、自分が手間をかけて完璧にしたつもりの文章よりも、まとまりが悪くてもこれでいいやって感じで終わらせた文章のほうが、人からの評判が良いことがあったりします。 ブログでも、適当に書いたのに人から検索されてPV数を稼ぐ記事がたくさんあるという…。 結局、意味があるかどうかを決めるのは自分ではなく

    『書く習慣』書籍紹介と感想
    s-johnny
    s-johnny 2022/07/23
  • Kindleペーパーホワイト11世代はやっぱすごい

    2021年10月に登場したキンドル端末を、最近になって購入したので感想を。 旧モデル(第10世代)もバリバリ現役なのですが、最近のプライムデーで第11世代が4000円引きのセール、しかもポイントめっちゃ付くということで誘惑に負けました…。 とはいえ、画面サイズが6インチから6.8インチになったのはでかいです。面積で考えると約1.3倍なのでそりゃ全然違う。 マンガやPDF文書を開いてみたとき特に大きさを実感できました。 そのほかにも光の色調を調節できたりといろいろできたので、つらつらと比較していきます。 広告は「なし」のほうがいい 購入するときに広告の有無を選択できるのは従来通り。 広告なしモデルは2000円増しになるわけですが、それを高いとみるか安いとみるか。 これまで僕は「広告あり」モデルを使っていて、電源入れるたびにおすすめが出てそれをスワイプ操作で消してました。 慣れていたつもりで

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    s-johnny
    s-johnny 2022/07/16
  • 『繊細な人が快適に暮らすための習慣』書籍紹介と感想

    繊細な気質で悩んでいる人にとっての、楽になる考え方や具体的な行動がわかりやすく書かれているです。 キンドルアンリミテッドで読んで(2022年7月現在)けっこー面白かったので紹介も兼ねて感想を残しておきます。 著者の西脇俊二先生は、吉濱ツトムさんが「この人がいなかったら今の僕はいない」と何かの動画で話していたお医者さんです。 簡潔ながらもいろんなタイプの読者を想定した、どんな人でも「なるほど!」となる部分が必ずあると思えるでした。 精神面と肉体面を両方カバー HSPと呼ばれる繊細な気質の人々は、細かいところが気になったり、他人に共感しすぎてしまったりといろいろと生きづらさを感じているもの。 もちろんこういった気質を長所として活かしていくこともできますが、ただ考え方を変えていきましょうという話だけでは限界があります。 書では精神面だけでなく、症状(というと病気みたいですが、HSPは病気で

    『繊細な人が快適に暮らすための習慣』書籍紹介と感想
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    s-johnny 2022/07/14
  • オーディブルを3ヶ月間休会してみた

    オーディブルが聴き放題プランに戻ってから、いろんなオーディオブックを気軽に聴けて嬉しい限りです。 自分の場合、毎月最低5冊、多いときは月10冊以上のオーディオブックを聴いてきました。 月額1500円なので1冊300円以下で読めている計算になります。 とはいえ、コイン制度だったときに購入し、もう一度聴きたいものがたくさんあるにも関わらず、月額を払ってるとどうしても新しいタイトルを聴かなきゃという気持ちが働いてしまう。 そんな人におすすめなのが休会制度。自分は先日、3カ月の休会プランを申し込んだのでその間に過去のを再読(再聴き)しようと思います。 休会と退会の違い ちなみに、オーディブルを休会ではなく退会(解約)したとしても、これまでにコイン等で購入したタイトルはずっと聴けます。 ただ購入したいオーディオブックがある場合、休会中でも会員価格(3割引き)で購入できます。 聴き放題プランに戻った

    オーディブルを3ヶ月間休会してみた
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    s-johnny 2022/07/06
  • ゴールデンカムイ3巻まで無料だったので読んでみた

    面白いという噂は耳にしていた『ゴールデンカムイ』。 キンドル版の漫画が3巻まで無料だったので読んでみました。(2022年6月いっぱいまでの期間限定らしい) 感想を書いていくので、これから読んでみようと思っている方の参考になればと思います。 明治時代の北海道が舞台 主人公は日露戦争で英雄的な活躍をしたという杉元という男。 「不死身の杉元」と呼ばれていて、銃弾が当たっても戦い続ける描写がありますが、どんな原理なのかはまだ不明です。 そしてヒロインがアシリパという名の、推定12歳くらいのアイヌ民族の少女。 杉元は金塊探し、アシリパは父親のかたき討ちという目的のもと、二人は行動を共にすることになります。 アイヌ文化歴史の勉強になる 読んでいくうちにアイヌ文化に興味が湧き、さらに詳しく知りたくなります。 例えば人を殺してしまった熊などの獣のことを「ウェンカムイ(悪い神様)」と呼んだりと、まるで異世

    ゴールデンカムイ3巻まで無料だったので読んでみた
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    s-johnny 2022/06/22
  • テクノ聴きながら言霊を唱える

    よい言霊を唱え続けると運命が好転する…。 「ありがとう」でも「なんとかなる」でもいいので、自分にとってしっくりくる言霊を、とにかくたくさん唱える習慣をつけること。 その大切さをシンプルかつわかりやすく伝えている人のひとりがmasa氏で、彼の著書『神様とシンクロする方法』では「1日1000回を100日」をすすめています。 1000回唱えろと聞くとビビりますが、例えば「ありがとう」だったら1分間に100回言えば、10分前後で1000回言えるという理屈になります。 僕がおすすめするのは「カウンターを使う」ことと「音楽を聴きながらやる」ことの2つです。 これからもう少し詳しく説明します。 カウンターの使い方 1000回を指折りで数えるのもできなくはないですが、カウンター(数取器)を使ったほうが確実です。 100均ショップでも確か売ってたはずだし、スマホのアプリにも便利なのがあります。 カウントする

    テクノ聴きながら言霊を唱える
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    s-johnny 2022/06/21
  • 『ナオキマンのヤバい世界の秘密』書籍紹介と感想

    書籍版『ナオキマンのヤバい世界の秘密』を紹介していきます。 著者のNaokimanShowことナオキマン氏は、都市伝説やオカルト、未解決事件などを発信しているユーチューバー。 そんな彼の動画の中でも世界の不思議系のものをピックアップしてまとめたのがこのとなります。 パラパラとめくって気になる部分を拾い読みするだけでも楽しめますが、書の最後の方は自己啓発的なメッセージが含まれているので特におすすめです。 個人的に記憶に残った部分をざっくりと書き残しておきます。 人類の進化には遺伝子操作が絡んでいる? 僕が好きな話のひとつに、今の人類の起源には異星人が関係しているという説があります。 アヌンナキと呼ばれる種族が10~20万年前くらいに、金を採掘する目的で地球にやってきた。 金はアヌンナキの母星の環境を回復させるために必要だったとのこと。 そこでアヌンナキたちは金採掘のための労働力を確保する

    『ナオキマンのヤバい世界の秘密』書籍紹介と感想
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    s-johnny 2022/06/20
  • 『UFOを呼ぶ本』書籍紹介と感想

    吉濱ツトムさんの最新刊(2022年6月現在)である『UFOを呼ぶ』を紹介します。 あくまで僕が記憶に残っている部分を書き出したものであり、このから得られる感想はその人によってかなり変わってくるものだ、ということをご了承ください。 (これはあらゆるについて言えることですが) さすが吉濱さんだけあって、表面上は(UFOだけに)ぶっ飛んでるように見えても、読んでみたら不思議と腑に落ちる内容でした。 UFOを呼ぶ目的 そもそもなぜ、なんのためにUFOを呼ぶのかというと「脳の実行機能」を高めるためです。 脳の実行機能というのは『ブレイン・マネジメント』の紹介で話した、抑制機能やメタ認知、ワーキングメモリや注意制御機能など。 要するに、UFOを呼ぼうとする行為自体が脳トレになるわけです。 これだけ聞いても、UFOと脳トレがどうつながってくるのかわからないだろうと思います。 話せば長くなるので(と

    『UFOを呼ぶ本』書籍紹介と感想
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    s-johnny 2022/06/15
  • 『ブレイン・マネジメント』書籍紹介と感想

    書籍『ブレイン・マネジメント』を紹介していきます。 このの著者、吉濱ツトムさんは動画配信もしていて、科学的な面とスピリチュアルな面の両方ともめっちゃ詳しい、すごい人です。 とはいえこのではスピリチュアルな要素がないので、現実的な人々にも堂々と紹介できる内容になっています。 彼の他の著書もいずれは紹介しようと思っていますが、今回は『ブレイン・マネジメント』、個人的に特に記憶に残っている部分をまとめます。 放っておくと脳は怠ける 情報処理や問題解決をしたり、物事の優先順位を決めたりする上で大切なのが、脳の「前頭前野」という部位。おでこのあたりです。 書の始めのほうではチェックリスト方式で自分の前頭前野が機能しているかを測れるものの、自分の結果は悲惨なものでした。 「僕は人として大丈夫なのか」と心配になったけれど、書を読んで脳についての理解を深め、トレーニングしていけば、必ず機能は向上し

    『ブレイン・マネジメント』書籍紹介と感想
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    s-johnny 2022/06/14
  • 『ジェイソン流お金の増やし方』書籍紹介と感想

    『ジェイソン流お金の増やし方』 厚切りジェイソンさんのこの、オーディブルで聴いてみたところ非常にシンプルで納得できる内容だったのでご紹介します。 あくまで僕個人の感想なので、適当に流し読みしていただく感じで大丈夫です。 堅実だけど合理的なジェイソン氏の考え ジェイソン氏が書で語っているのは、主に「お金の無駄遣いをやめよう」および「インデックスファンドに投資しよう」ということ。 まずお金節約について、ジェイソン氏の考えは(意外なことに)かなり堅実。 個人的にすごく印象に残っているのは、ジェイソン氏は毎日コーヒーを2リットル飲むのだけれど、カフェインを補給できればいいと割り切って、2リットルのペットボトルにインスタントコーヒーの粉を入れ、水で溶かして持ち歩いている、という話です。 もしも毎回コンビニで買ってたら、500cc150円だとして600円、年間20万円以上の出費になります。 ジェ

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    s-johnny 2022/06/13
  • 『こころを洗う技術』要約#10 人は判断されたくない

    『CLEAN こころを洗う技術』 前回の記事からの続きです。 失敗したときに落ち込むのは自然な感情ですが、そのままではつらいだけです。 今回は「正しい思考」を使って立て直す方法を学んでいきます。 自尊心があるから失敗したとき落ち込む まず自尊心や自信、プライドというのは、自分の承認欲からくる判断にすぎないと理解しましょう。 その判断に対して「失敗」という現実がぶつかることで、「ダメージを受けた」「立ち直れない」という反応が生まれます。 事実を確認できたところで、これからどうするかの選択肢があり、ひとつは承認欲にしがみついて自尊心(という妄想)を守り抜こうとする選択。 現実から逃げたり、他人のせいにしたりする防御反応がそうです。 もうひとつの選択が「正しい思考」、つまり方向性を確認して今からできる方法を実行に移すことです。 「できる自分」でいたいなら、できることをやってみせるしかないというこ

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    s-johnny 2022/06/08
  • 『こころを洗う技術』要約#09 後悔および未練の消し方

    『CLEAN こころを洗う技術』 前回の記事からの続きです。 生きている以上はどうしても心が動揺してしまうもの。 不意な出来事が起きてしまった場合などにおいて、そこから心を立て直す方法を仏教から学んでいきます。 後悔=怒り+妄想 まず「後悔」について、その正体はあまり知られておらず、辞書を引いても「過去の失敗について悔やむこと」程度の説明しかありません。 ブディズムでは言葉の裏にある反応を見るので、「後悔」は記憶に対する怒りと、そこから派生する妄想であることが理解できます。 なので、後悔を抜けるためには怒りを消すか、もしくは妄想を消すかの選択肢があるわけです。 怒りや妄想といった反応を消すための基はサティ、つまりそれらがあると気づくことです。 気づくことのほかに「考え方を工夫する」ことによる解消も可能です。 「過去に怒っても仕方ない。それは今となっては妄想で、もはや存在しない」といった

    『こころを洗う技術』要約#09 後悔および未練の消し方
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    s-johnny 2022/06/07
  • 【ディアブロ イモータル】プレイ記録#01 ハクスラの王道みたいな雰囲気

    以前から面白いゲームという噂は耳にしていた『ディアブロ』。 それがついにスマホ版で登場したわけで、さっそくダウンロードしてプレイしてみました。 イモータルは和訳すると「死なない」とか「不死身の」という意味。 今回は序盤を遊んでみた感想を淡々と書いていくので、気になる方はさっと目を通してみてください。 クラスはモンク僧にしてみた 僕がダウンロードしたのはiPhone版で、容量は3GBとちょい大きめ。 ストレージにまだ余裕はあったけれど、最近やってないゲームをいくつか消しておきました。 基プレイは無料で、他のプレイヤー達と張り合おうと思ったらたぶん課金が必要だと思います。 ダウンロードが完了し、立ち上げてみるとタイトル画面に「リリス」とあって、キャラ名かなと思っていたら実際はサーバ名だったけれど、そのままリリスのサーバで進めます。 キャラの性別とクラス(職業)を選択でき、個人的にはお坊さんキ

    【ディアブロ イモータル】プレイ記録#01 ハクスラの王道みたいな雰囲気
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    s-johnny 2022/06/03
  • 『こころを洗う技術』要約#08 関わり方の基準を設定する

    『CLEAN こころを洗う技術』 前回の記事からの続きです。 外の世界とどう関わるか、自分なりの「関わり方の基準」を確立させましょう。 そうすることで心の無駄遣いがなくなり、周囲に振り回されなくなります。 自分の輪郭を超えて関わるから悩む 著者の草薙氏に相談にきた50代男性は、企業のオーナーをやっていて俗に「意識が高い」といわれる人によくある悩みを抱えていました。 彼は新聞やネットから常に最新情報をチェックしていて、責任感からくる不安で夜も眠れないとのこと。 これは心の安定を失い、自分の輪郭を失っている状態です。 なので草薙氏は彼に、まず身体感覚を確認し、反応せずに理解するようアドバイスします。 そして自分の輪郭を絞り込むために「作業、時間、有益性」の3つを基準とするよう説明していきました。 作業、時間、有益性という基準 まず「作業」について、自分の体を使ってできないことは全部「妄想ゾーン

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    s-johnny 2022/05/30
  • 『こころを洗う技術』要約#07 自分の輪郭に留まる

    『CLEAN こころを洗う技術』 前回の記事からの続きです。 何かに振り回されているような感じがするとしたら、その理由は「心の漏れ」にあります。 心の漏れとは、自分にとって必要のない物事に反応してしまうことです。 人の心は、日々いろんなことに反応しっぱなし、すなわち漏らしっぱなしです。 ここからはそんな心の漏れを止める方法を学んでいきます。 現実と妄想を区別する 改めて目を閉じて、自分の両方の手のひらを握ったり開いたりしてみてください。 そして「この手を使ってできることだけが自分の輪郭であり、この手の届かない世界は妄想ゾーンなのだ」と理解してください。 「自分の輪郭」と「妄想ゾーン」の二つが大切なキーワードとなります。 実際に手の届く範囲や、感じ取れる全身の感覚が自分の輪郭です。 それ以外の自分で動かせないもの、つまり世の中もそばにいる誰かも、すべては妄想ゾーンに属します。 人は自分以外の

    『こころを洗う技術』要約#07 自分の輪郭に留まる
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    s-johnny 2022/05/27
  • 『こころを洗う技術』要約#06 正しい方法を何度でも思い出す

    『CLEAN こころを洗う技術』 前回の記事からの続きです。 サティ(気づき・マインドフルネス)を実践していると、自分の人生の課題が見えてくることがあります。 サティを難しいと感じるなら、それだけ執着やわだかまりが残っているということ。 それらを吹っ切るためのコツについてまとめていきます。 体の動きに意識を向ける すぐ考え込んでしまう人というのは、体の感覚よりも思考にばかり意識を使っています。 思考にとらわれている人は、歩くサティ(歩行瞑想)などをやってみても、 「足の裏の感覚がよくわかんない。上げている、運んでいると思考しているだけの気がする」と言ったりします。 この場合、歩く以上に複雑な動きを、たとえばスポーツ、筋トレ、ヨガなどをやってみることで考えるヒマがなくなり、感覚がわかるようになるかもしれません。 「サティを働かせる」という質を覚えていれば、いろいろ工夫できるのです。 吹っ切

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    s-johnny 2022/05/25
  • ナオキマン氏のオンラインサロンに入会してみた

    彼がサロンを始めた理由 ナオキマン氏によると、YouTubeの規制がいろいろ厳しくなり、なかなか言いたいことを言いにくくなってるとのこと。 (でもYouTubeでの動画配信も、これまで通りやってくれるらしいので安心) また彼は、発信するだけでなく双方向のコミュニケーションによって何か面白いことがしたいと語っていました。 ナオキマン氏の動画をたくさん観た人ならわかると思うけど(僕はだいたい8割くらい観た)彼は知識が豊富なだけでなく、人格的にもしっかりしてる感じがする。 少なくとも僕は彼という人間がとても好きで、だからこそサロンに入会してみたわけです。 サロン内の中身 肝心のコンテンツは、今現在(5/17)あるのは自己紹介動画と「グレート・リセット」のノーカット版動画、そして昨日のライブ配信のアーカイブ動画。 ライブ配信、僕もしっかりと生で観させてもらいました。 もちろん内容には触れませんが「

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    s-johnny 2022/05/17
  • 『こころを洗う技術』要約#03 妄想に気づけば抜け出せる

    『CLEAN こころを洗う技術』 前回の記事からの続きです。 今の状況を言葉にする「ラベリング」というテクニックについて説明してきました。 外側の事実確認だけでなく、次は内側すなわち自分の心に対してラベリングしていきましょう。 今の心の状態を「貪欲」「怒り」「妄想」の3つのうち、どれなのか分類するのです。 貪欲・怒り・妄想の三原色 貪欲は、求めすぎている状態。 怒りは、不安や憂なども含めた、不快を感じている状態。 妄想は、頭の中に言葉や音、映像が漂っている状態。 これらは光の三原色みたいなもので、それぞれの状態の割合によって、すべての苦悩を表現できると考えてください。 なので、貪欲・怒り・妄想をひとつひとつ消していけば、最終的に悩みや苦しみのない状態にたどり着けるのです。 消していく方法として瞑想や座禅、マインドフルネスがあります。 ラベリングは悩むことと正反対 何か心に悩み(反応)があ

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    s-johnny 2022/05/16
  • 『こころを洗う技術』要約#02

    『CLEAN こころを洗う技術』 前回の記事からの続きです。 全ページでけっこう大事なことを言っているので要約が大変ですが、なんとか原文の2割くらいの言葉にまとめていけたらと思います。 苦しみが生まれるプロセス 苦しみというのは、どのようなプロセスで生じるのか。 まず「意識」というエネルギーが、外の刺激に触れ、反応します。 強く反応することで、結生(けっしょう)すなわち欲求になったり、感情とともに記憶に刻まれたりします。 そして反応が持続するという執着に変わるのです。 これは深い苦悩から、自覚できないくらいモヤっとした精神状態までを含みます。 反応から執着へ 人が生きる限り流れ続ける意識エネルギーは、何かを求め続ける感じから仏教では「渇愛」と呼ぶこともあります。 この意識をうまく使いこなせば、生きる意欲やモチベーションにもなります。 ただ、意識が何かの刺激に触れた瞬間、怒りや雑念といった無

    『こころを洗う技術』要約#02
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    s-johnny 2022/05/13
  • 『こころを洗う技術』要約#01 心のフルモデルチェンジを目指す

    『CLEAN こころを洗う技術』 『反応しない練習』を書いた草薙龍瞬さんによる書を、これから数記事に渡って要約していきます。 相変わらず、生きづらさを抱えている人に寄り添う内容になっています。 書の特に重要だと感じた部分を自分なりにまとめていきますので、予習や復習などいろいろご活用ください。 ブッダに学ぶ合理的な心の使い方 「願い」といえば響きがいいけれど、その正体は心の渇きや満たされなさのようなものです。 僕たちは日々の暮らしにもまれて、すでに心は汚れてしまっています。 怒りや後悔、不安、同じ悩みのループ、これらはすべて「心の汚れ」であり、ほっとくと溜まっていきます。 でも「こころを洗う技術」を身につければ、心が汚れから解放され、軽くなるという心境になれるはず。 書では「止める」「削ぎ落とす」「留まる」「立て直す」「越える」の5つをキーワードとしています。 これらの技術は2500年

    『こころを洗う技術』要約#01 心のフルモデルチェンジを目指す
    s-johnny
    s-johnny 2022/05/12