人生には2つのものの見方しかないと言われています。 つまり、オプティミスト(楽天主義者)とペシミスト(悲観主義者)です。 言うまでもなく他人の評価をくよくよ気にしているペシミストよりオプティミストのほうが精神衛生上、健康的です。 ただ、得てして人間は、放っておくと悲観的な考えに陥りやすいものです。 大手広告代理店「電通 鬼10則」にも、周囲に引き摺られるのではなく、「周囲を引き摺り廻せ」と書いてあります。 人の目を気にせず、自信を持って生きたほうが、人生はうまくいくのです。
両手両足を同時に出すあるき方「ナンバ歩き」は、体に余計な負担がかからない、究極的な歩き方とされています。 右手と右足、左手と左足を同時に出しながら歩くのは、かなり戸惑うものです。 そういう抵抗のある身体の動かし方を、あえて意識して行うことで、体や神経が刺激され、よどんだ気持ちまでがスッキリするのです。 古武道研究科・甲野善紀氏が広め、オリンピック陸上のメダリスト末續慎吾氏の実践で有名になりました。 脳が活性化するためストレス解消になり、肩こりや腰痛にも効果があると言われています。
目の疲れを取るツボに「清明(せいめい)」があります。 左右の目頭のやや上、少し鼻寄りの位置にあります。 目が疲れた時に目頭のあたりをつまむことがありますが、その位置です。 ここを5回ずつ3回、静かに押します。 ぐいぐい押さなくても効果は十分です。 目の疲れは心の疲れと直結しています。 目の疲れを取って、すっきりして仕事に臨みましょう。
ストレス障害の治療法に「眼球運動」があります。 カウンセラーが指を動かし、患者はストレス障害のもととなった恐怖や怒りの記憶を思い出しながら、それを目で追うという単純なやり方です。 ストレスがたまったら、これを自分でやりましょう。 ①人差し指を顔から30センチくらい離して立てる ②指を左右にリズミカルに動かし(1秒1往復目安)、それを目で追う ③24往復したら目を閉じて休む 眼球運動は脳を直接的に刺激し、記憶の整理が行われるのです。 自分でやるときは、ただ指を見るだけで十分です。 気分転換に試してみましょう。
「おい!あくま」という教訓があります。 これは、百歳で大往生された臨済宗の僧侶、松原泰道老師が、ある説法会で長生きの秘訣を質問された時に答えた言葉です。 「お」= 怒るな 「い」= いばるな 「あ」= あせるな 「く」= くさるな 「ま」= 負けるな 日々の生活の中で、つい心の弱い人間になってしまいそうになることは誰にもあります。 そんなときは、毎日のように湧いてくる、あくまを「おいあくま!」と呼んで5つの言葉を思い出し、成敗したいものです。
自分で自分の名前を呼んで、自分と対話するという方法があります。 怒りを静めたり、勇気が必要なときに使うのです。 デール・カーネギーは「名前は当人にとって最も快い、最も大切な響きを持つ言葉だ」と指摘しています。 名前を呼ばれるだけで「自己重要感」が呼び覚まされます。 特に怒りにとらわれると、自分を見失いがちになるので、この方法を使って自分を取り戻しましょう。 「どうした鈴木、こんなことで怒るなんて」 名前を呼ぶことで、もう一人の自分が登場し、自己対話が始まって、感情から抜け出せるのです。 勇気が必要なときも「鈴木、大丈夫だ!今こそ、行動に移すときだ」 試してみましょう。
一緒に仕事をする、趣味やスポーツをともに楽しむ、集まって飲食を楽しむ、というように連れ立って何かをする仲間がいると、楽しみも倍になります。 コロナ騒動で人間関係が分断されて、改めて友だちの大切さが認識されました。 と同時に「ひとり遊び」を楽しめるようになることの必要性にも気が付かされました。 自分のペースでうまく時間を使えるようになるには、「ひとり遊び」のレパートリーをいくつか持っておく必要があります。 仲間がいないとつまらないと思いこんでいる人が、案外多いようですが、実際にひとりで行動してみると、また、別の楽しさが実感できます。 人間は本来孤独な生きものであることを自覚し、たとえひとりでも強くたくましく生きる。 これは生活を活性化させる大きなアドバンテージになるでしょう。
会話スタイルには女性型と男性型があります。 女性型はエモーショナル(感情的)で共感性を大事にします。 着地点を考えずに話すのでセンテンスが長くなりがちです。 一方、男性型は理論的で自分の中に結論があって、それに向かって順序立てて話すことが多いです。 どちらにもメリット、デメリットがありますが、大事なのは、この両方のスタイルが使えることです。 結論から話すというのと、理由や根拠、感情をきちんと添える話し方を心掛けるだけで、会話上手な人だと評価されるでしょう。
人間の体はうまくできていて、休みが何日間か続いて「明日、仕事に行きたくないな」と思っていると、不思議と熱が出たりするものです。 忙しい毎日が続いて「入院でもしてゆっくり休みたい」と思ったら、入院しなければいけない羽目になったりしてしまうのです。 そのような経験がない方には信じられないことかもしれませんが、逆に忙しくて夢中で仕事に取り組んでいる時に限って、カゼひとつひかないといった経験はあるかもしれません。 健康は心と体が安定していて初めて得られるものであって、いくら体が元気でも、心に元気がなければ病気になってしまうのです。 常に心と体のバランスを保ち、いつも健康でバリバリ働ける体にしておきましょう。
後輩や部下がミスをした時、上手に叱ったり注意をするのは結構難しいものです。 気をつけたいのが、カッとなって感情的に怒ってしまうこと。 「何でわからないの?」と高圧的な言い方は反感を生むだけです。 それから誰かと比較して「他の人は当たり前にできている!」と責めること。 むしろ、「わたしにも経験があるのだけれど」と共感を交えながらだと、注意を受け取りやすくなります。 また、日頃からほめることを習慣にしていると、叱ったときのリスクは低くなります。 相手が「わたしのいいところもわかってくれている」という認識があれば、叱った時もきちんと聞いてくれるものなのです。
指導法には「教える」と「引き出す」の二種類があります。 「教える」とは「これをやってください」とはっきりと指示を出すこと。 「引き出す」とは「自分で工夫できることは?」「今日できることは?」と、考えさせて、自分で答えを見つけてもらうやり方です。 自分で考えた分、納得できる答えが出るし、自主的な行動につながりやすいのです。 「コーチング」という手法で知られるようになったので、人を指導する立場の人は勉強をおすすめします。
たいていの職場には、暗黙のルールというものが必ずあります。 そのルールに気づかないために仕事がうまく進まない人、“地雷”を踏んでしまう人は、とても損をします。 こうした「暗黙のルール」はとても大事なことにもかかわらず、言葉にして教えてくれる人はなかなかいません。 中には「なぜそんな非効率なことをするのだろう」と思わせるようなものもあります。 納得がいかないのなら聞くことも大切です。 その上で「そういうルールなんだ」と割り切って行うことが大事で、疑問や不満を抱えたままにしていると、良くない想像が膨らんで悪い方向に進んでしまうものです。 「社内政治」でうまく立ち回れるかはあなたの心掛けひとつなのです。
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